『億万長者の不都合な終末』が、6月19日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開されることが決定した。あわせて、ポスタービジュアルと特報映像も解禁された。

本作は、格差社会を鋭く描き世界的な評価を獲得したガルデル・ガステル=ウルティア監督による最新作。『プラットフォーム』シリーズの製作陣に加え、パブロ・ラライン率いるプロダクションが参加し、強力な布陣で生み出されたブラックユーモア満載の社会派エンタテインメントだ。
物語の中心となるのは、上流階級のみが感染する謎の奇病《リッチフルエンザ》。富裕層の象徴である“白く輝く歯”を持つ者から死に至るという前代未聞のパンデミックが発生し、世界は瞬く間に混乱へと陥っていく。成功や富が価値の頂点にあったはずの資本主義社会は、その前提を覆され、“富=淘汰の印”という逆転現象によって崩壊していく。
主人公ローラを演じるのは、メアリー・エリザベス・ウィンステッド。映画業界で成功を掴もうとするストリーミング企業の重役プロデューサーでありながら、家庭を顧みずキャリアに邁進する女性だ。彼女とともに未曾有の危機に巻き込まれる夫トニー役には、レイフ・スポール。さらに、大富豪セバスチャン・スネイル役でティモシー・スポールが出演し、実力派キャストが物語に重厚さを与えている。
解禁されたポスタービジュアルでは、炎に包まれた紙幣が舞う中、困惑した表情のローラを中心に富裕層の人々が配置され、上下逆さまの高層ビル群が“階級逆転”を象徴的に表現。「資本主義社会、終了のお知らせ。」という強烈なコピーが、現代社会に鋭く突き刺さる。
特報映像では、パンデミックにより混乱する世界の様子とともに、「あんたもリッチ?」という不穏な問いかけが響く。自らの口元を確かめるローラの姿が、物語の緊張感を一層高めている。
富が命取りとなる極限状態の中で、人間の価値観はどのように変わるのか。現代社会の歪みをブラックユーモアでえぐり出す本作は、まさに“今”観るべき刺激的な一本となっている。
▼特報映像
■作品情報
作品名:『億万長者の不都合な終末』
公開日:2024年6月19日(金)
監督・脚本・製作:ガルデル・ガステル=ウルティア
共同脚本:ペドロ・リベロ、ダビド・デソーラ
製作:パブロ・ラライン、カルロス・フアレス
出演:メアリー・エリザベス・ウィンステッド、レイフ・スポール、ロレイン・ブラッコ、ジョナ・ハウアー=キング、ティモシー・スポール
製作国:スペイン、チリ、アメリカ
上映時間:107分
配給:シンカ
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