アジアの若き才能が紡ぐ5つの物語!オムニバス映画『PLAYLIST アジアの才能』6月公開決定

第20回・第21回大阪アジアン映画祭で上映された短編作品の中から、次世代の才能を感じさせる5作品をセレクトしたオムニバス映画『PLAYLIST アジアの才能』が、6月19日(金)より新宿武蔵野館、Strangerほか全国で順次公開される。あわせてポスタービジュアル、予告編が解禁となった。

本作は、日本、韓国、中国、台湾、ベトナムの若き監督たちによる5本の短編で構成されたオムニバス映画。恋や成長、喪失、アイデンティティといった普遍的なテーマを通して、現代を生きる若い世代のまなざしを映し出す作品群が集められている。

タイトルの「PLAYLIST」というコンセプトの通り、本作は単なる短編集ではなく、5つの作品を一枚のアルバムのように編み上げた構成が特徴。舞台や文化、言語が異なるそれぞれの物語が独立しながらも互いに響き合い、アジアの現在を映し出す鮮やかな視点を提示する。短編ながらも強度のある映像表現と瑞々しい感情が交差し、全84分の作品として濃密な余韻を残す。

中国の短編『ボクシングの日』では、退院したボクシング選手への想いを抱く看護師の心の揺らぎが、詩的なモノローグと独特の映像構成で描かれる。韓国の『スズキ』は、チャットで出会った謎の人物に憧れる中学生の青春と喪失の物語。ベトナムの『屋上のレンピッカ』では、少女が画家タマラ・レンピッカの画集と一人の女性との出会いを通して大人の世界を垣間見る成長譚が展開される。

さらに台湾の『黒い犬』は、母の病をきっかけに父を観察する少女の視点から家族のあり方を見つめ、日本の『街に溶ける』では、秘密を共有した少女たちの小さな逃避行を通して、居場所とアイデンティティを模索するクィアの子どもたちの物語が描かれる。国や文化を越えて響く若い感性が、それぞれの短編の中で鮮やかに表現されている。

解禁されたポスタービジュアルは、カセットプレーヤーを大胆に配置したポップでレトロなデザイン。再生ボタンを押す瞬間のような高揚感とともに、5つの物語がひとつの体験として立ち上がるイメージを象徴している。予告編では、屋上に吹く風、夜に響く遠吠え、街に溶ける二人の影など各作品の印象的なシーンがリズミカルに映し出され、アジア映画の現在地を感じさせる内容となっている。

▼予告編

■作品情報
タイトル:PLAYLIST アジアの才能
公開日:2026年6月19日(金)
上映時間:84分
配給:Stranger
提供:JAIHO

【上映作品】
『ボクシングの日』(中国/2024/13分)
監督:ジョン・シャオイー
出演:フー・スーヤオ

『スズキ』(韓国/2024/23分)
監督:アン・ジョンミン
出演:チョン・ダウォン、キム・イドゥン、パク・ジュニョン、ウォン・ジアン

『屋上のレンピッカ』(ベトナム/2024/20分)
監督:グエン・ルオン・ハン
出演:ラム・ジュリー・クイン、ゴー・フーン・ダオ、ホアン・チャン・ミン・ドゥック

『黒い犬』(台湾/2024/20分)
監督:ヤン・リン
出演:ヴィッキー・パン・ズーミン、ツォウ・シェンヤー

『街に溶ける』(日本/2024/8分)
監督:小宮山菜子
出演:大沢一菜、照井野々花、田中佐季

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