韓国で社会問題化している“階間騒音”を題材に、カルト宗教の影を絡めて描く緊迫のサスペンススリラー『501号室の男 -ある作家の記録-』が、2026年4月3日(金)よりシネマート新宿にて公開される。

本作は、第25回富川国際ファンタスティック映画祭にも出品された注目作。執筆に執着するあまり、現実と妄想の境界が曖昧になっていく主人公ウンスの視点を通し、日常が音を立てて崩れていく恐怖を描き出すチェイススリラーだ。
401号室に暮らす作家志望のウンスは、幾度となく執筆コンテストに応募するも落選続き。成功の兆しが見えない日々を送っていた。しかし彼女を苦しめていたのは、結果だけではない。1か月前から、上階から響き続ける耐えがたい騒音。昼は叩く音、夜はこする音。その正体は不明のまま、神経を削るように鳴り続ける。
やがてウンスは、この異様な状況を自身の小説の題材にしようと思い立つ。友人チソンとともに、501号室の住人ホギョンの観察を開始。だが尾行は次第に度を越し、観察していることを本人に気づかれてしまう。それでも創作のため、真実を暴くため、ウンスは執拗に追い続ける。そしてついに、騒音の裏に隠された衝撃の事実へと辿り着く。だがその瞬間、彼女自身もまた、後戻りできない危険な領域へと踏み込んでいた──。「想像の産物か、あるいは現実か」。音は、恐怖を増幅させる装置となり、観る者をウンスの不安と混乱へと引きずり込む。
主人公ウンスを演じるのは、韓国アイドルグループ「T-ARA」元メンバーのリュ・ファヨン。本作が映画初主演ながら、ニューヨーク・トゥルー・フェスティバル2022で主演女優賞を受賞するなど、高い評価を獲得している。上階の住人ホギョン役には、ドラマ・映画で幅広く活躍するパク・ジヌ。怪しげな宗教的儀式を思わせる描写とともに、不気味な存在感を放つ。
監督は、人間の内面を丹念に描いてきたキム・ジョンウク。本作ではこれまで以上に繊細で息詰まる緊張感を演出し、新境地を切り開いた。
▼90秒予告編
https://youtu.be/O0euZS67-z4



■作品情報
タイトル:『501号室の男 -ある作家の記録-』
原題:사잇소리
英題:Exist Within
公開日:2026年4月3日(金)シネマート新宿にて公開 
監督:キム・ジョンウク
出演:リュ・ファヨン、パク・ジヌ、チョン・ドンフン、イム・ジンテク、オ・ヨンシル、チェ・ヨンジョン
製作年:2022年
製作国:韓国
上映時間:106分
音声:韓国語
字幕:日本語字幕:勝祐美子
配給:JIGGYFILMS 
©All Rights reserved Ubnetwork

