ハル・ハートリー11年ぶりの新作!人生の“着地”を探す『トゥ・ランド』公開決定

NYインディーズ映画界の伝説的監督ハル・ハートリーが、11年ぶりに完成させた最新作『トゥ・ランド』が公開される。2025年リスボン映画祭で最優秀賞を受賞した本作は、人生の後半に差しかかった男の“再出発”を、ユーモアと哲学、そして温かな人間ドラマで描くハートリーらしい一作となっている。

物語の主人公は、かつてロマンチックコメディで人気を博した映画監督ジョー・フルトン。現在は半ば引退状態にあり、人生の空白を埋めるように墓地の管理人の仕事に応募するなど、静かな日常を送っている。ところが、遺言書を作ろうとしていることを恋人でTVスターのミュリエルに知られたことで、「終活=余命わずか」という誤解が広がり、状況は一変する。

噂は瞬く間に広まり、ジョーのアパートには友人や知人、さらには見知らぬ若者たちまでが押しかける騒動に発展。思いがけない再会や対話の中で、ジョーは自分の人生、愛、そしてこれからの“着地”について向き合っていくことになる。

軽妙な会話と哲学的な視点が交錯する群像劇は、どこか飄々としていながらも心に温もりを残す。ハートリー自身を思わせる主人公を中心に、人生の折り返し地点に立つ人間の孤独と希望、そして新たな一歩をユーモラスに描いたハートウォーミングなドタバタ喜劇に仕上がっている。

▼予告編

■作品情報
タイトル: 『トゥ・ランド』(Where to Land)
公開日: 2026年4月25日(土)よりユーロスペースほか全国順次公開
製作年/国: 2025年/アメリカ
上映時間: 75分
言語: 英語
監督・脚本・製作・音楽: ハル・ハートリー
出演: ビル・セイジ、ロバート・ジョン・バーク、イーディ・ファルコ、キム・タフ、ケイトリン・スパークス
受賞: リスボン映画祭2025 最優秀賞
配給: ポッシブルフィルムズ(配給協力:ユーロスペース、Gucchi’s Free School) 

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