「その舞いは、死者と残された者の最後のお別れ。」魂を揺さぶる感動作『旅立ちのラストダンス』公開決定

香港映画界を代表するレジェンド、マイケル・ホイと、スタンダップ・コメディアンとしても人気を誇るダヨ・ウォンが32年ぶりに共演を果たした感動作『旅立ちのラストダンス』が、2026年5月8日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館ほか全国公開されることが決定した。香港映画歴代興行収入No.1を記録し、映画賞レースを席巻した本作は、「家族」「伝統」「死生観」という普遍的なテーマを描き、多くの観客の涙を誘った珠玉のヒューマンドラマだ。

本作は、人生の最期に寄り添う葬儀の現場を舞台に、人と人との絆、生と死の意味を静かに問いかける。監督はアンセルム・チャン。実際の葬儀場や遺体安置所でロケを敢行し、圧倒的なリアリティの中で「他者を助けることで自分も救われる」というテーマを描き出した。

物語の主人公は、かつてウエディングプランナーとして働いていたトウサン(ダヨ・ウォン)。しかしコロナ禍で多額の負債を抱え、やむなく葬儀業界へ転身することになる。華やかな結婚式とはまったく異なる葬儀の世界で、彼は数々の困難に直面する。最大の壁は、伝統を重んじる厳格な葬儀道士マン師匠(マイケル・ホイ)に認められることだった。

利益を優先するトウサンと、儀式と精神性を重視するマン師匠。価値観の違いから2人は衝突を繰り返し、関係は最悪の状態に陥る。しかし、マン師匠の娘マンユッ(ミシェル・ワイ)やその家族と関わる中で、トウサンの心には少しずつ変化が生まれていく。やがて彼は、死者の魂を救い、遺族に安らぎをもたらす伝統儀式「破地獄(はじごく)」の本当の意味に気づいていくのだった。

道教の儀式「破地獄」は、道士が独特の歩行法で死者の魂を導き、迷いから解放するという伝統的な葬送儀礼。死者だけでなく、残された者の心も救うという深い精神性を持つ。本作はこの儀式を通して、人が人を想う気持ち、別れの悲しみ、そして再生への希望を静かに、しかし力強く描き出す。

▼予告編

■作品情報
タイトル:『旅立ちのラストダンス』
公開日:2026年5月8日(金)全国ロードショー
監督:アンセルム・チャン
出演:ダヨ・ウォン、マイケル・ホイ、ミシェル・ワイ、チュー・パクホン、キャサリン・チャウ
製作年:2024年
製作国:香港
言語:広東語
上映時間:140分
映像:カラー/シネマスコープ/5.1ch
原題:破・地獄(The Last Dance)
字幕翻訳:鈴木真理子
提供:ツイン、Hulu
配給:ツイン
映倫:G
※ディレクターズカット版上映

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