永作博美、長谷川京子、小雪らの絶賛&共感コメント到着!河瀨直美監督最新作『たしかにあった幻』

『あん』『光』『朝が来る』で知られる河瀨直美監督の最新作『たしかにあった幻』が、ハピネットファントム・スタジオ配給により2月6日(金)よりテアトル新宿ほか全国公開される。本作は“愛のかたち”と“命のつながり”をモチーフに、日本の失踪者問題と心臓移植医療の現実を重ね合わせて描く珠玉の人間ドラマだ。

主人公・コリーを演じるのは、『ファントム・スレッド』『蜘蛛の巣を払う女』などで知られるルクセンブルク出身のヴィッキー・クリープス。屋久島で運命的に出会う青年・迅役に寛一郎。さらに尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏ら実力派が名を連ねる。

このたび、本作をいち早く鑑賞した各界の著名人による《絶賛&共感》コメントが到着。さらに、永作博美、長谷川京子、アオイヤマダ、藤本壮介のコメントと本編新映像で構成された特別予告編が解禁。河瀨監督作品ならではの「気配」と「余白」、そして生と死の狭間で紡がれる“愛”が凝縮された映像となっている。

コリーと迅が出会う“マザーロケーション”とも言える屋久島。太古の記憶を宿す森と壮大な自然の中で育まれる二人の時間が切り取られた新場面写真3点が公開された。河瀨監督が「王様みたいな存在」と語る屋久島の森が、物語に深い奥行きを与えている。

【著名人コメント全文(五十音順・敬称略)】
■アオイヤマダ(パフォーミングアーティスト)
生と死の境界線が揺らいだ。私の鼓動を感じた。大地に波が打ちつけている。心の中の時計を確かめながら、生きた証の火を焚いて、私たちは私たちの道を旅している。この映画が、『生きる』という今にも溶けてしまいそうななにかを私の中に埋めてくれました。

■今西洋介(小児科医・新生児科医)
果たしてここまでリアルに、そして美しく、時に残酷なまでに、日本の小児心臓移植の現状を描いた作品がかつてあっただろうか。この作品が残すメッセージ、そして問題提起は大変重要である。多くの子ども達とご家族が心臓移植を待っている現実は、我々の住むこの日本で実際に起きている事だ。この素晴らしい作品を一人でも多くの方に見て欲しい、そして一緒に考えて欲しい。

■カルロ・シャトリアン(映画評論家/2025年東京国際映画祭 審査委員長)
「子どもの痛みは、神の最大の謎である」とドストエフスキーの言葉にもあるが、このテーマに向き合うことは、とても大胆な選択だ。幼少期の苦しみを扱うことは重く、私たち誰もが目を背けたくなる問題である。本作は、母性や喪失をめぐる河瀨直美監督のこれまでのすべての作品と深くつながっている。

■小山薫堂(放送作家)
河瀨直美が光を散りばめながら描く「気配」と「余白」が好きだ。生と死のあいだで様々な「愛」が静かに、そして激しく紡がれる名作!

■小雪(俳優)
大切な誰かがそこに在ること、生きているということが幻でなく現実たらしめるのは、そうであると信じる他者の思いの中に存在する。人の繋がりと生と死と、人間が生きるうえで常に傍に在り続ける壮大な答えの見つかりにくいテーマを、ドキュメンタリーとフィクションの狭間で美しく力強く描かれた、河瀨監督作品の真骨頂。

■永作博美(俳優)
皆さん素晴らしい。誰かを想うことはやめられない。だからふわっとあたたかくなる瞬間に出会えるのだろう。一瞬、力が抜けた少女の笑顔が素敵だった。人生とはたくさん笑って、笑わせることだと思った。

■中野信子(脳科学者)
喪失と再生の物語が静かに綴られていく。詩情あふれる文学性の高い作風で知られる河瀨直美監督が社会派のテーマに挑んだ意欲作。

■長谷川京子(俳優)
生と死、さらには今ここにいる意味を深く考えさせられました。生きている事、この世に存在しない事、どちらが幻なんだろう。わたしは生きている事自体が幻なのではないか、と思う。

■原田マハ(作家)
人の命はどこからきて、どこへいくのだろう。その来し方行く末を、本作を通して知ったとき、命という名のたしかな幻のせつなさを、きっとあなたは知るだろう。

■藤本壮介(建築家)
この映画を見終わったあと、自分のまわりの世界の音と囁きすべてが新鮮に聞こえてきた。日常の些細な音と響きが尊く感じられた。いのちは繋がっていく。その痛みと辛さと素晴らしさ。

▼コメント特別予告

■作品情報
作品名:たしかにあった幻
公開日:2026年2月6日(金)テアトル新宿ほかロードショー
監督・脚本・編集:河瀨直美
出演:ヴィッキー・クリープス、寛一郎、尾野真千子、北村一輝、永瀬正敏 ほか
配給:ハピネットファントム・スタジオ

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