2019年に国内外で高い評価を受けた日本製アクション映画『TRAVERSE -トラバース-』の続編となる『TRAVERSE 2 -Next Level-』が、ついに完成。前作を上回るスケールとクオリティで描かれる本作は、本物の武道空手家・田部井淳が主演を務め、リアルな肉体表現と濃密な人間ドラマを融合させた、渾身のアクションムービーだ。

物語の舞台は、前作で描かれた巨大犯罪グループ「蠍（さそり）」日本支部との死闘から数年後。主人公・高梨淳（田部井淳）と義理の娘・里菜（中野咲希）は、蠍の追跡から逃れるため、名前と素性を捨て、人里離れた山奥でひっそりと暮らしていた。しかし、平穏な日々は長くは続かない。蠍が放った最強部隊「クリーナー」が、ついに二人の居場所を突き止め、容赦ない攻撃を開始する。

元軍人で構成されたクリーナーたちに追い詰められながらも、父として、そして空手家として、高梨は再び立ち上がる。極限状態の闘いの中で浮かび上がるのは、父娘それぞれの過去、心の葛藤、そして「何のために闘うのか」「本当の強さとは何か」という問い。激しいアクションの連続の先に待つ結末は、単なる勝敗を超えた、深い感情の到達点へと観る者を導いていく。

監督・脚本を務めたのは、前作でアクション監督を担当し、スタントマンとしても第一線で活躍してきた白善哲。本作では主演の田部井と二人三脚で、よりハードでリアルな空手アクションを構築。実戦に裏打ちされた動きと、スクリーン映えする演出が融合し、日本の空手アクション映画の新たな到達点を提示している。

“本物”の空手家が魅せる圧巻のアクションと、命を懸けて娘を守ろうとする父の姿を描いた重厚なドラマが交差する『TRAVERSE 2 -Next Level-』。往年のアクション映画ファンはもちろん、骨太な人間ドラマを求める観客の心にも強く響く一本となりそうだ。

▼予告

■作品情報
タイトル：『TRAVERSE 2 -Next Level-』
出演：田部井淳、中野咲希／アラン・ロワ、岸本尚子、チャック・ジョンソン、佐藤優、芽衣子、岡村洋一、儘下笑美、三元雅芸
監督・脚本：白善哲
製作：J.T Planning
配給・宣伝：MAP
上映時間：79分
製作年：2025年
公開日：2026年2月27日（金）より池袋シネマ・ロサほか全国順次公開

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