原嘉孝の映画初主演作『初恋芸人』に、新たなキャストが発表された。ヒロインには沢口愛華、共演には温水洋一、川上麻衣子、佐藤アツヒロ、六角慎司と実力派が顔を揃える。あわせて出演者からのコメントも公開された。

ヒロインの市川理沙を演じるのは、“令和のグラビアクイーン”として注目を集め、女優としても活躍する沢口愛華。主人公・佐藤賢治の父親役には温水洋一、母親役には川上麻衣子と実力派俳優が揃い、佐藤の芸人仲間をめぐる役どころには、佐藤アツヒロと六角慎司が名を連ねている。

【キャスト コメント】
ヒロイン・市川理沙役：沢口愛華
「理沙はとても不思議な人という印象でした。台本を重ねて読む中で役の気持ちを監督や原さんと話し合いながら深めていきました。本番の芸人ネタのシーンは感動的でした。劇場で自分の芝居がどう映るのか不安もありますが、作品の一部分になれていたら嬉しいです」

佐藤義男役：温水洋一
「数多くある“芸人映画”の中でも本作はピュアすぎる。ラストに複雑な気持ちになるくらい。でも“夢”はある。役者を目指していた頃の自分と重なる部分があり、出演できて嬉しいです」

佐藤ミドリ役：川上麻衣子
「因島での撮影は、空が広く海沿いの美しいロケ地で心も体も浄化された時間でした。息子の原嘉孝さんや温水さんと家族団欒を過ごしたのも大切な思い出。息子のピュアな恋物語にエールを送ります」

兼子三郎役：佐藤アツヒロ
「主演の原くんと現場で作り上げる雰囲気がとても楽しかったです。普段の自分にはない明るさやテンションで演じ、新しい役に出会えたことも新鮮でした。スクリーンで観るのが楽しみです」

山形ツチノコ役：六角慎司
「バラエティの印象も強い原さんですが、この作品ではナイーブで微笑を誘う別の顔を見せています。その魅力をぜひ皆さんに知っていただきたいです」

原作は中沢健のデビュー作で、2016年にテレビドラマ化された異色の恋愛小説。2025年8月からは小学館アプリ「マンガワン」でのコミカライズ連載もスタートしており、映画とのメディアミックス展開が進行中だ。

■作品情報
タイトル：初恋芸人
原作：中沢健「初恋芸人」（小学館「ガガガ文庫」刊）
主演：原嘉孝
出演：沢口愛華、温水洋一、川上麻衣子、佐藤アツヒロ、六角慎司 ほか
監督・脚本：夏目大一朗
企画・プロデュース：小浜圭太郎
プロデューサー：峯松里香
後援：尾道観光協会、因島観光協会
協力：小学館
製作：「初恋芸人」フィルムパートナーズ
配給：ギグリーボックス
公開：2025年冬 全国公開予定

©「初恋芸人」フィルムパートナーズ