8月12日（火）、東京・ヒューリックホール東京にて、映画『カラダ探し THE LAST NIGHT』のジャパンプレミアが開催された。会場には主演の橋本環奈をはじめ、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明、そして羽住英一郎監督が登壇し、公開を約1か月後に控えた本作への熱い想いと撮影秘話を語った。

前作から3年ぶりの続編主演となる橋本は、「純粋に嬉しいです。前作の撮影中は続編のことなど想像もしていませんでしたが、意味深な終わり方だったので、まだまだカラダ探せるなと思っていました。皆様のおかげで今回続編を作ることができ、期待に応えたいと思いながら撮影しました」と笑顔を見せた。さらに、「前作を超える作品になっていますし、涼しい夏を感じられる、そんなホラー体験をお届けしたい」と作品への自信を語った。

本作では、橋本演じる明日香が“赤い人”となってしまう設定から、新キャスト5人とは撮影中に初対面。橋本は「皆さん瑞々しくて、THE青春という感じ。本当に仲が良くて、見ているだけでほっこりします」と語った。本田真凜が「環奈さんの大ファンで写真集も持っています。耳の形まで綺麗だなと思って見ていました」と照れながら告白すると、橋本は驚きつつも「恥ずかしいけど嬉しいです！」と笑顔で応じ、会場は温かな笑いに包まれた。

新キャスト陣は撮影初日にあだ名を決め、撮影後に食事やボウリング、温泉に行くなど交流を深めたという。櫻井海音は「インの日に呼び名を決めて、そこから仲良くなりました」と明かし、鈴木福は「俺ら3人で温泉も行きました」と裏話を披露。最年少の吉田剛明が緊張気味に話すと、橋本や鈴木が優しくフォローするなど、抜群のチームワークを感じさせた。

イベント終盤、場内が暗転し、不穏なノイズとともに劇中の“赤い人”が突如客席に登場。ステージへ駆け寄る迫真の演出に、キャストも観客も悲鳴と驚きの声を上げた。このサプライズ演出により、上映前から観客の恐怖心と期待感は最高潮に達した。

■作品情報
『カラダ探し THE LAST NIGHT』
公開日：2025年9月5日（金）
出演：橋本環奈、眞栄田郷敦、櫻井海音、安斉星来、鈴木福、本田真凜、吉田剛明
原作（小説）：ウェルザード（エブリスタ）
関連書籍（漫画）：ウェルザード（原作）／村瀬克俊（漫画）（集英社／少年ジャンプ＋）
監督：羽住英一郎
脚本：土城温美、原祐樹
音楽：菅野祐悟
主題歌：Stray Kids「Parade」（Sony Music Labels Inc.）
制作プロダクション：ROBOT
配給：ワーナー・ブラザース映画

©2025「カラダ探し THE LAST NIGHT」製作委員会