アカデミー賞監督賞を2度受賞した社会派監督オリヴァー・ストーンが、人類の未来とクリーンエネルギーの選択について鋭く切り込むドキュメンタリー映画『未来への警鐘 原発を問う』。その予告編がこのたび解禁され、エネルギー問題に対する真摯な問いかけとともに、本作の全貌が垣間見える内容となっている。
本作は、アメリカの科学者ジョシュア・S・ゴールドスタインの著書『明るい未来』を基に、原子力エネルギーの現実と可能性を見つめ直す作品。経済発展を遂げる国々が選びがちな石炭は、毎年50万人の命を奪い、深刻な健康被害をもたらしている。しかし、再生可能エネルギーだけでは地球規模のエネルギー需要を満たすことはできない――。気候変動とエネルギー危機に直面する今、私たちは原発をどう捉え直すべきなのか。
2017年、アメリカがパリ協定を離脱し、気候変動への対策が揺らぐなか、再生可能エネルギーへの期待が高まる。しかし、その限界も明らかになりつつある今、ストーン監督は原子力発電所などを自ら取材し、エネルギーの未来を問い直す。気候危機を乗り越えるために、人類は何を選択すべきか――。
【オリヴァー・ストーン監督 コメント(一部抜粋)】
気候変動は、エネルギーの在り方を根本から見直すよう私たちに迫っています。風力や太陽光といった再生可能エネルギーも重要ですが、限界もある。私たちは、より早急に、大きな転換を求められているのです。
▼予告編
■映画情報
『未来への警鐘 原発を問う』
8月1日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほか全国順次公開
監督・脚本: オリヴァー・ストーン
脚本: ジョシュア・S・ゴールドスタイン
音楽: ヴァンゲリス
原題: NUCLEAR NOW
2022年/アメリカ/105分/カラー/5.1ch
配給: NEGA
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