7月11日(金)の日米同時公開を目前に控えた完全新作映画『スーパーマン』。このたび、ジェームズ・ガン監督と、『ゴジラ-1.0』で第96回アカデミー賞®視覚効果賞を受賞した山崎貴監督による夢の対談映像が公開された。
特撮愛と映画への情熱にあふれる2人の対談は、東京と海外をオンラインでつないで実施。画面越しに山崎監督が映し出されると、ガン監督は「彼を知ってる! 驚きだ、最高だよ」と興奮気味に反応。「私は『ゴジラ-1.0』の大ファンです。壮大な映画で、ゴジラ映画の本質に忠実かつ心から愛していると感じました。ここ数年で一番好きな映画の一つです」と最大限の賛辞を送った。
その熱意に応えるように山崎監督も、『スーパーマン』を「不思議な世界観の中でキャラクターの行動原理がしっかり納得できる。人間らしさが集約されていて本当に見事」と高く評価。ガン監督は「これまで聞いてきた中で最高のほめ言葉」と満面の笑みを見せた。
2人が共感しあったのは、時代を超えて描かれ続けるキャラクターを再解釈し現代に蘇らせた点。山崎監督は「初代の『スーパーマン』を観たときの衝撃を今の観客にも届けられると思った」と語り、自身も『ゴジラ』で同様のアプローチを目指したと振り返った。これにガン監督は「あなたはその点で見事だった。登場人物への愛と、視覚効果への挑戦が映画から伝わる。世界で尊敬する映画製作者の一人」と熱いエールを送った。
また、対談では映画業界に対する想いや、2人が飼っている保護犬・保護猫の話題で盛り上がる一幕も。次回は「必ず対面で」と再会を約束し、日米を代表する監督の心が通じ合う、心温まる映像となっている。
さらに、ガン監督の“日本特撮愛”が色濃く表れた新作『スーパーマン』には、ウルトラマンや仮面ライダーに影響を受けたという巨大クリーチャーKAIJU<カイジュウ>も登場。スーパーマンとの壮絶バトルは、映画館の大スクリーンでこそ真価を発揮する迫力だ。
▼『スーパーマン』ジェームズ・ガン&山崎貴の対談映像
■映画『スーパーマン』作品情報
公開日:2025年7月11日(金)日米同時公開
監督:ジェームズ・ガン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』)
出演:デイビッド・コレンスウェット(スーパーマン/クラーク・ケント)
レイチェル・ブロズナハン(ロイス・レイン)
ニコラス・ホルト(レックス・ルーサー)
ストーリー:
クラーク・ケントは、大手メディア「デイリー・プラネット」で記者として働きながら、正体を隠し“スーパーマン”として人々を救い続けている。しかし、民衆と政府は彼の無尽蔵なヒーロー活動に疑問を抱き始める。そんな中、彼を地球の脅威と見なす天才科学者で大富豪のレックス・ルーサーが陰謀を巡らせる——。
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