大人気少女漫画を原作にした実写映画『君がトクベツ』の大ヒットを記念して、6月29日、東京・109シネマズ二子玉川にて畑芽育と大橋和也（なにわ男子）による舞台挨拶が開催された。観客動員15万人超、興行収入2.1億円突破（イベント前日時点）と大きな話題を呼ぶ中、集まったファンへの感謝が溢れるイベントとなった。

この日の客席には、なんと25回目の鑑賞という熱心なファンや、台湾・香港・韓国から来日した観客の姿も。開演と同時に、大橋は「ど～も！プリン食べ過ぎてお尻プリンプリン！」とおなじみの挨拶で登場し、会場の笑いを誘うと、畑も「みんなの心を、ひとりじ“めい”！」と応戦。会場は一気に温かい空気に包まれた。

映画公開後の反響について、大橋は「SNSで細かい演技にも注目してくださっていて嬉しい」と笑顔を見せ、畑は「変装せずに映画館に行ったけれど、誰にも気づかれなくて…。寂しく帰りました（笑）」と、ファンとの距離の近さを感じさせるエピソードを披露。劇場で観客のリアルな反応を感じたことについても、「笑いと涙の反応に胸が熱くなった」と感慨深げに語った。

SNSで「さほ子は芽育ちゃん以外考えられない！」という声があることに、大橋がなぜか「ありがとうございますっ！」と先に感謝し、畑から「アナタ誰ですか!?」とツッコミが入るなど、終始仲睦まじいやりとりに会場は笑いに包まれた。

また、主題歌『YOU ARE SPECiAL』を歌う劇中アイドルグループ「LiKE LEGEND」のテレビ初パフォーマンスに向けた裏話も。大橋は「緊張をほぐすため焼肉に行ったら、スタジオに焼肉臭が充満してスタッフさんに“くさっ！”って言われました（笑）」とエピソードを明かした。

「LiKE LEGEND」への思い入れも強く、「もっと歌う機会が欲しい。フェスにも出たい！」と音楽活動への意欲を語る大橋に、畑も「ライクレが盛り上がってくれたら嬉しい」とエールを送った。

7月4日（金）からは副音声上映もスタートする本作。大橋は「温かいメッセージが込められた映画。皆さんの声があったから、この舞台挨拶ができました」と感謝を述べ、畑も「こうして直接感謝を伝えられて幸せです。もっと多くの人に届くよう応援をお願いします」と呼びかけ、舞台を後にした。

■映画情報

映画『君がトクベツ』
2025年6月20日（金）より全国公開中
出演：畑芽育、大橋和也
木村慧人（FANTASTICS）、矢吹奈子、山中柔太朗（M!LK）、大久保波留（DXTEEN）、NAOYA（MAZZEL）、星乃夢奈、遠藤憲一、佐藤大樹（FANTASTICS）
原作：幸田もも子「君がトクベツ」（集英社マーガレットコミックス刊）
監督：松田礼人
脚本：おかざきさとこ
主題歌：LiKE LEGEND「YOU ARE SPECiAL」
配給：ギャガ
© 幸田もも子／集英社・映画「君がトクベツ」製作委員会