第76回カンヌ国際映画祭ミッドナイトスクリーニング部門に正式出品され、韓国で初登場No.1に輝いた『プロジェクト・サイレンス』が、2025年2月28日より公開されることが決定した。併せて、予告編と第一弾ビジュアルが披露された。
大迫力の災害パニック、緊迫のスリラー、エモーショナルな家族ドラマ、陰謀うごめくサスペンス。韓国映画の次代を担う才能キム・テゴン監督が、豪華キャスト&スタッフとのタッグでかつてない“ブリッジ・パニック・スリラー”を生み出した。
主演は『パラサイト 半地下の家族』や『最後まで行く』などのイ・ソンギュン。2023年12月に惜しまれながらこの世を去った名優にとって、本作は生前に撮影を終えていた作品のひとつ。『神と共に』シリーズやNetflixドラマ「キングダム」のチュ・ジフンがイメージを覆すビジュアルと軽やかな演技で新境地を開拓。『新感染 ファイナル・エクスプレス』のキム・スアン、韓国の重鎮キム・ヒウォン、ムン・ソングン、イェ・スジョンが脇を固める。
脚本は『新感染 ファイナル・エクスプレス』のパク・ジュスク、『神と共に』シリーズ監督のキム・ヨンファ。撮影監督は『パラサイト 半地下の家族』のホン・ギョンピョ。緻密な伏線と心理描写が絡み合うストーリー展開と、臨場感あふれる映像体験で、混沌の橋上に観客を放り込む。
予告編では、崩壊寸前の橋上に取り残された生存者が、“最悪”の連鎖に巻き込まれる姿が収められている。濃霧の橋上で激しい玉突き事故が発生。タンクローリーの横転で有毒ガスが蔓延し、さらには救助のヘリコプターさえ墜落。爆発で崩壊の危機にさらされた橋上に取り残された人々は、絶望的状況のなか、一刻も早くこの場所から脱出しようと逃げ惑う。映像のラストでは、「そして、“ヤツら”が放たれる―」と絶体絶命の状況下で、さらなる脅威が襲い来る衝撃展開が暗示されている。
第一弾ビジュアルでは大きく分断された橋が描かれている。「空港大橋・崩壊危機 生存者116人・全員孤立 脱出率・0%」と書かれ、逃げ場のない橋の上でこれ以上ない非常事態が起こっていることが示唆されている。
『プロジェクト・サイレンス』
2025年2月28日(金)より新宿バルト9ほか全国公開
監督・脚本:キム・テゴン
共同脚本:パク・ジュソク キム・ヨンファ
出演:イ・ソンギュン チュ・ジフン キム・ヒウォン
配給:ハピネットファントム・スタジオ/ショウゲート
【ストーリー】 360°海に囲まれた空港大橋。国家安保室の行政官ジョンウォンは、留学に旅立つ娘を空港へ送る途中、濃霧の橋上で激しい玉突き事故に巻き込まれてしまう。タンカーの横転で有毒ガスが蔓延し、電波の喪失で通信障害が発生、さらには救助のヘリコプターさえ墜落してしまった。爆発で崩壊の危機にさらされた橋の上に取り残された生存者は116人。そして、全方位逃げ場のない絶望的状況の中、移送中の軍事実験体“エコー”の脱走が判明する。一寸先も見えぬ霧闇の中、生存者全員が、いまや制御不能となった“エコー”の標的となっていた。地獄絵図と化した橋で、“最悪”の連鎖が人々を襲う。ジョンウォンたちは、愛する人を守り抜き、この橋を生きて脱出できるのか?そして、国家の機密計画「プロジェクト・サイレンス」とは?
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