人気シンガーのデュア・リパが、ブッククラブを立ち上げたことをインスタグラムで発表した。
▼デュア・リパのインスタグラム(dualipa)より ※以下写真すべて
読書家の一面を持つデュアは、5月11日、自身が運営しているキュレーション・サービス「Service95」で読書クラブ「Service95 ブック・クラブ」をスタートさせたことを報告。グリーンの花柄ビキニを着て読書をしている様子、ブルーのスパンコールビキニ姿で本を手にした姿など、読書好きがうかがえる複数のプライベートショットをシェアした。
子供の頃からビーチでも本を読んでいたというデュアは、ブッククラブの立ち上げに込めた思いを投稿。「私は物心ついた頃から、どこにでも本を持っていきます。読書は私の人生においてとても重要な一部であり、最大の楽しみの一つです。発見の喜びをお互いにシェアできるService95 ブック・クラブをスタートさせることにとてもワクワクしています」
▼子供時代のデュア
「Service95 ブック・クラブ」では、デュアが毎月、世界中で読まれている本の中から1冊を選び、著者のインタビューなどを通じて内容を掘り下げる。第1回となる6月の題材は、ダグラス・スチュアートの「シャギー・ベイン」。デュアは「皆さんと一緒に読書をするのがとても楽しみ!」とコメントしている。
インスタグラムでは、デュアがこれまで読んだとされる本も公開。「シャギー・ベイン」のほか、ガブリエル・ガルシア=マルケスの「百年の孤独」、ロヒントン・ミストリーの「A Fine Balance(原題)」、オーシャン・ヴオンの「地上で僕らはつかの間きらめく」、バーナディン・エヴァリストの「Girl, Woman, Other(原題)」、トマーシュ・ジェドロウスキの「Swimming in the Dark(原題)」、スティーブン・キングの「The Institute(原題)」などを紹介している。
デュアは昨年10月、世界的に権威のあるイギリスの文学賞の一つ、ブッカー賞の授賞式に出席。スピーチで自分の人生に大きな影響を与えたという読書への愛を伝え、「私はツアーで世界中を回るので、多忙な生活を送ることが多いです…そんな時、私の心を穏やかにしてくれるのが本です」と語っていた。
現在27歳のデュアは、2017年にデビューアルバム「デュア・リパ」をリリースし、第61回グラミー賞で最優秀新人賞ほか2部門を受賞。2020年3月に2ndアルバム「フューチャー・ノスタルジア」を発表し、第63回グラミー賞最優秀ポップ・ボーカル・アルバム賞を獲得した。
俳優デビューが控えている彼女は、『キングスマン』シリーズのマシュー・ヴォーン監督による新作スパイアクション『Argylle(原題)』に出演する。同作は2023年内に公開予定だ。