北村匠海「嫌だろうなと思いながら来ました」三浦透子の初主演を祝い、舞台挨拶にサプライズ登壇!

『his』の企画・脚本アサダアツシをはじめとする同制作チームが、劇団「玉田企画」の作・演出を担う玉田真也を監督に、三浦透子を主演に迎えて制作した『そばかす』が、12月16日より公開される。このほど、11月16日にグランドシネマサンシャイン池袋にて完成披露試写舞台挨拶が行われ、キャストの三浦透子、前田敦子、伊藤万理華、坂井真紀、北村匠海、そして玉田真也監督が登壇した。

単独主演作が決まった気持ちを聞かれた三浦は、「あまりそういうことは考えていない」としながらも、「人生の中でも大事にしたいと思ってきたことと向き合える作品が、最初の自分の主演作という形で、みんなに届けられるっていうのは嬉しい」と素直に喜びを表現した。

この日は、本作に友情出演する北村匠海がサプライズで登壇する場面も。北村が花束を持って登場すると、三浦は驚いたと様子で、思わず照れ笑い。北村は「彼女とは12年ぐらいの仲になるんですけど、こういうの嫌だろうなと思いながら今日は来ました」とコメントすると、三浦は「いや、めちゃくちゃうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。

北村は三浦との関係について「(三浦が14歳、)僕が13歳の時に学園ドラマで一緒で。震災とかも挟んだ時期だったので、学生みんなが距離も近い中で、毎日一緒にいたクラスメイト」と説明。本作に友情出演した経緯について「透子さんの初主演作っていうところと、お声がけいただいてシンプルに物語に惹かれた」とコメントした。

三浦は北村との久しぶりの共演について「次に共演できるときってどんな役なんだろうと思っていたところで、こういう関係性の役なんだっていうのが面白くもあり、しっくりきた」と笑顔。最後に北村が、「最近の彼女の活躍を見ていて、彼女は『私は細々とやるよ』と毎日会うたび言っていたのを思い出して、(初主演について)すごく嬉しく思ってます」とコメントすると、三浦は恥ずかしそうに照れ笑いを浮かべていた。

『そばかす』
2022年12月16日(金)より、新宿武蔵野館ほか全国公開
監督:玉田真也
企画・脚本:アサダアツシ
主題歌:「風になれ」三浦透子(EMI Records/UNIVERSAL MUSIC)
出演:三浦透子 前田敦子 伊藤万理華 伊島空 前原滉 前原瑞樹 浅野千鶴 北村匠海 田島令子 坂井真紀 三宅弘城
配給:ラビットハウス

【ストーリー】 物心ついた頃から「恋愛が何なのかわからないし、いつまで経ってもそんな感情が湧いてこない」自分に不安を抱きながらも、マイペースで生きてきた蘇畑佳純(三浦透子)は30歳になった。大学では音楽の道を志すも挫折し、現在は地元に戻りコールセンターで苦情対応に追われる。妹の結婚・妊娠もあり、母から頻繁に「恋人いないの?」「作る努力をしなさい!」とプレッシャーをかけられる毎日。ついには無断でお見合いをセッティングされる始末。しかし、そのお見合いの席で、佳純は結婚よりも友達付き合いを望む男性と出会う…。

©2022「そばかす」製作委員会