「ストレンジャー・シングス」ジョセフ・クイン、メタリカと「Master Of Puppets」をジャム・セッション!

「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のエディ・マンソン役でブレイクしたジョセフ・クインが、ヘヴィ・メタルバンド、メタリカと夢のコラボを果たした。

▼メタリカのボーカル、ジェイムズ・ヘッドフィールド(左)、ジョセフ・クイン(右) メタリカのインスタグラム(metallica)より

80年代の小さな町ホーキンスを舞台に、少年少女が謎の超常現象に立ち向かう大ヒットSFシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。最新のシーズン4のフィナーレで、ジョセフ演じるメタル好きなエディが、メタリカが1986年にリリースした「Master Of Puppets」をギターでかき鳴らすアイコニックなシーンが話題に。

7月28日、米シカゴで開催された大型野外音楽フェスティバル「ロラパルーザ(Lollapalooza)」のバックステージで、ジョセフとメタリカの対面が実現し、その様子がメタリカのSNSで公開された。

▼「Metallica x Stranger Things: Joseph Quinn Meets Metallica」

ボーカル&ギター担当のジェイムズ・ヘッドフィールドは、「ストレンジャー・シングス」のシーズン1からの大ファンで、子供たちと「絆を深める体験になった」と語り、「Master Of Puppets」が流れるシーンを大絶賛。ジョセフは「曲を使わせてくれて本当にありがとうございます」とメンバーに感謝の気持ちを伝え、「この曲を2年間ずっと聴いていたので、皆さんとの強いつながりを感じています」と感動していた。

さらに、ジョセフとメタリカのメンバーで「Master Of Puppets」をチューニングルームでジャム・セッションすることに。ジョセフは「ちょっと腕がなまっているのでレッスンが必要かも…」と話していたものの、ギターで見事にクールな演奏を披露。ギター担当のカーク・ハメットは「よし、君は採用だ」、ドラム担当のラーズ・ウルリッヒも「発表します!メタリカは5人組になりました!」と、ジョセフのギターの腕前を褒め称えている。最後に、エディが劇中で使用していたものとそっくりなギターにメタリカのメンバーがサインを入れ、ジョセフにプレゼントされた。

▼(左から)ラーズ・ウルリッヒ、ジェイムズ・ヘッドフィールド、ベース担当のロバート・トゥルヒーヨ、ジョセフ・クイン、カーク・ハメット ジョセフ・クインのインスタグラム(josephquinn)より

「ストレンジャー・シングス」シーズン4は、Vol.1が5月1日、Vol.2が7月1日から配信がスタート。同作で使用された「Master Of Puppets」は発売から36年、米Billboardのソング・チャート「Hot 100」の35位に急上昇し、リバイバルヒットを記録した。

現在29歳のジョセフは、母国イギリスのドラマ「ディケンジアン」(2015~2016)、大ヒットシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2017)などの出演を経て、『オーヴァーロード』(2018)で長編映画デビュー。英BBCがドラマ化した「レ・ミゼラブル」(2019)、米HBOと英Skyのミニシリーズ「Catherine the Great(原題)」(2019)などで活躍している。