のん「いつかお魚博士になりたいです!」“さかなクン”の半生を描く『さかなのこ』特報映像&ティザービジュアル

『南極料理人』『横道世之介』『子供はわかってあげない』等、愛すべき主人公を温かみある視点で描いた良作を作り続ける沖田修一監督が、のんを主演に迎え、日本人なら誰もが知る“さかなクン”の半生を描く『さかなのこ』の公開日が9月1日に決定し、併せて、特報映像、ティザービジュアル、ムビチケカードの購入特典「オリジナルポストカード」の絵柄がお披露目となった。

お魚が大好きな小学生“ミー坊”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し。やがて一人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く…。

特報映像は、ミー坊(のん)の「それでは早速、レッツ・ギョ〜!!︎」という“さかなクン全開”の掛け声で元気いっぱいにスタート。音楽を担当するパスカルズの遊び心あるメロディが流れる中、「いつかお魚博士になりたいです!」と夢を語るミー坊が、幼少期から変わらずにお魚の絵を描きつづけ、好きなことを、ずっと好きでいる姿が映し出される。「ふつうじゃないよね」とつぶやくモモコ(夏帆)に「ふつうってなに?」と返すミー坊。周りの子とちょっと違うミー坊を「あの子はあのままでいいんです」と肯定する母・ミチコ(井川遥)。ミー坊の揺るがない“おさかな愛”を「変わんねーな、おまえ」と称える不良たち(柳楽優弥、磯村勇斗、岡山天音)。ミー坊のまっすぐな気持ちと、ミー坊をとりまく登場人物たちの愛らしい魅力が詰まった、温かくてほっこりする映像に仕上がった。

ティザービジュアルには、ミー坊を演じるのんがさかなクンの象徴でもある“ハコフグ”を頭に乗せてドドーンと登場。カラフルな海の生き物たちを顔いっぱいにペイントし、太陽のような笑顔を見せる姿が目を惹く。「さかなクンが“さかなクン”になるまでのすっギョいおはなし。」というキャッチコピーとともに、インパクト抜群のビジュアルになっている。

ムビチケカードの購入特典である「オリジナルポストカード」の絵柄は、エネルギッシュなティザービジュアルとは異なり、やわらかな空気を纏うミー坊の横顔。ムビチケカードは、一部の上映劇場とメイジャーWEBサイトにて現在発売中だ。

『さかなのこ』
2022年9月1日(木)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督・脚本:沖田修一
原作:さかなクン「さかなクンの一魚一会 〜まいにち夢中な人生!〜」
脚本:前田司郎
出演:のん 柳楽優弥 夏帆 磯村勇斗 岡山天音 三宅弘城 井川遥
配給:東京テアトル

【ストーリー】 お魚が大好きな小学生“ミー坊(のん)”は、寝ても覚めてもお魚のことばかり。お魚を、毎日見つめて、毎日描いて、毎日食べて。他の子供と少し違うことを心配する父親とは対照的に、母親はそんなミー坊を温かく見守り、心配するよりもむしろその背中を押し続けるのだった。高校生になり相変わらずお魚に夢中のミー坊は、町の不良ともなぜか仲良し、まるで何かの主人公のようにいつの間にか中心にいる。やがて一人暮らしを始めたミー坊は、思いがけない出会いや再会の中で、たくさんの人に愛されながら、ミー坊だけが進むことのできるただ一つの道にまっすぐに飛び込んで行く…。

©2022「さかなのこ」製作委員会