3年ぶりのリアル開催に挑む!「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022」キービジュアル

1990年にスタートし、多くの映画人や映画ファンから愛され続け、今年の開催で32回目を迎える「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022」が、7月28日から8月1日の5日間をオンラインで開催し、7月29日から7月31日の3日間を夕張市でリアル開催される。このほど、本映画祭のキービジュアルがお披露目となった。

今回の映画祭は、3年目となるオンライン動画配信サービス「Hulu」と、昨年から開設した映画祭公式オンデマンドの2つの配信サービスに加え、映画祭本来の姿である夕張市での現地開催も加えたハイブリッド形式。また、4月8日に締め切った2大コンペティションの部門重複を除く応募総数が昨年比約1.5倍となり、映画製作に関わる方々の熱い想いが国内外から数多く本映画祭に寄せられた。

本年のキービジュアルは、先日まで東京都内で個展を開催したばかりの札幌在住の画家・モリケンイチの描き下ろし。現代社会の深刻なテーマとキモカワ、ユーモア、ホラー、エロスなどエンタメが同居する世界観を描いてきたモリらしく、誰しもが体験する映画がはじまる前のワクワクと、ファンタスティック映画ならではの怖いもの見たさが入り混じった劇場の雰囲気に溢れており、3年ぶりの現地開催、かつ初めての夏季の現地開催に挑む映画祭に相応しいキービジュアルとなっている。

■モリケンイチ(画家)コメント
僕は幼年時代に炭鉱閉山前の夕張に数年住んでいましたので、この話をいただいた際には本当に嬉しく、感慨もひとしおでした。道⺠にとって誇りでもあるこの文化イベントが歩んできた、夕張に代表される炭鉱街の険しい歴史を思うとき、他人ごとではない強いシンパシーを覚えずにはいられません。今回描いた絵柄のイメージには、多くの映画人たちがこのコンペにかける想いと、数多くの作品が伝え続けてきた映画の魔法に期待する、映画ファンたちの想いを重ねて表現しています。日本のファンタスティック映画が積み重ねた歴史の上に、新たな魅力が付け加わるかもしれないというワクワクするような予感が伝わってくれるといいなと思います。

■於保浩之(HJホールディングス株式会社代表取締役社⻑ )コメント
Huluが「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のスペシャルサポーターになって3年目となります。1990年より続く伝統ある映画祭の開催に引き続き関わることが出来て大変光栄です。今年もたくさんのイマジネーションとエンタテインメント性豊かな映画が上映されます。Huluでの配信を通して、全国の皆様に感動体験をお届けし、かけがえのない時間を過ごしていただけたら幸いです。今年も「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」をHuluでお楽しみください。

「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2022」
開催日:2022年7月28日(木)〜8月1日(月)
開催形態:Hulu&映画祭公式オンデマンド上でのオンライン開催
夕張市内でのリアル上映(リアル上映の日時、開催場所は調整中)
料金:一部無料
※開・閉会式などイベントの配信はHulu非会員でも視聴可能。作品の視聴はHuluの会員登録が必要です。※映画祭公式オンデマンドは有料となります。