『愛すべき夫妻の秘密』で主演を務めたニコール・キッドマンが、3月28日(日本時間)に米ロサンゼルスで開催された第94回アカデミー賞授賞式に出席。ライトブルーのエレガントなドレス姿を披露し、レッドカーペットを魅了した。
▼ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
映画『愛すべき夫妻の秘密』で主演女優賞にノミネートされたニコールは、ウエストのパフボールが特徴的な「ジョルジオ アルマーニ プリヴェ(Giorgio Armani Privé)」のライトブルーのシルクドレスで登場。ストラップレスのガウンから肩を出し、胸元で「ハリーウィンストン(Harry Winston)」のジュエリーを輝かせた。
ニコールは自身のインスタグラムでセレモニーを振り返り、「今夜、ここに来られて感謝している」と喜びをつづっている。
▼ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
レッドカーペットには夫でカントリー歌手のキース・アーバンの姿も。前日にラスベガスで行われたコンサートに出演した後、ニコールの応援に駆けつけた。
▼キース・アーバン(左) ニコール・キッドマンのインスタグラム(nicolekidman)より
ニコールは惜しくも受賞はならず。主演女優賞は『タミー・フェイの瞳』のジェシカ・チャステインに贈られた。
▼『愛すべき夫妻の秘密』の米国版予告編
『愛すべき夫妻の秘密』は、1950年代にアメリカで放送されたコメディドラマ「アイ・ラブ・ルーシー」の人気女優ルシル・ボールと彼女の夫で俳優のデジ・アーナズを描いた伝記ドラマ。「アイ・ラブ・ルーシー」を制作する1週間の間に、ルシル・ボール(ニコール・キッドマン)とデジ・アーナズ(ハビエル・バルデム)は公私ともに危機に直面し、やがて番組や2人のキャリアと結婚生活を脅かすことになる。本年度のアカデミー賞では、本作からはニコールのほか、ハビエル・バルデムが主演男優賞、J・K・シモンズが助演男優賞にノミネートされた。
ニコールにとって、オスカーノミネートは今回で5度目。過去には『ムーラン・ルージュ』(2001)で主演女優賞にノミネート、『めぐりあう時間たち』(2002)で同賞を受賞、『ラビット・ホール』(2010)で同賞にノミネート。『LION/ライオン ~25年目のただいま~』(2016)では助演女優賞の候補になった。
現在54歳のニコールは、最近は『ザ・プロム』(2020)、ドラマシリーズ「ナイン・パーフェクト・ストレンジャー」(2021)などに出演している。今後の出演作に、2022年4月22日に米国公開予定の映画『ザ・ノースマン(原題)』、2023年3月17日に米国公開予定のDC映画『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』、香港を舞台に3人の女性を描く新作ドラマ「Expats(原題)」などがある。