全世界で空前の社会現象を巻き起こした、キアヌ・リーブス主演のアクション超大作『マトリックス』シリーズの新章『マトリックス レザレクションズ』が、12月17日より公開される。このほど、ポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、各界著名人より本作への期待にあふれたコメントが寄せられた。
1999年、1作目が公開されるや、これまで誰も観たことが無い未曾有の映像体験で世界中を熱狂させた『マトリックス』。この新章が今年12月、全世界に上陸する。邦題の「レザレクションズ」とは「復活」という意味。副題が「R」から始まるのもこれまでの『マトリックス』シリーズを踏襲しており、まさにあの『マトリックス』の新章に相応しいタイトルである。しかし、この“レザレクションズ=復活”とは何を意味しているのか?また、今作はシリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』の続編ではなく、1作目の続編となる。果たして1作目の続きとして何が描かれているのか?仮想世界=マトリックスはどうなっているのか?ネオの新たな物語はどんな展開を見せるのか?テクノロジーが進歩し、高度な情報社会となった現代では、目に見えるものが真実とは限らない。人々はすでにマトリックスに囚われているのかもしれない。先行き不透明な今の時代に『マトリックス レザレクションズ』が見せる未来とは?
ポスタービジュアルには、主人公ネオ(キアヌ・リーブス)とトリニティー(キャリー=アン・モス)の2ショットが収められ、「真実の先を知りたくないか」という謎めいたコピーが印象的だ。予告編では終始素顔の二人が映し出されているが、ポスタービジュアルでは、サングラスをかけ全身黒の衣装をまとった、まさに“『マトリックス』らしい”出で立ちの二人を確認することができる。これまでの『マトリックス』シリーズでは、人類を救うために戦う同志にして、深く愛し合う恋人関係でもあったネオとトリニティー。予告編では、トリニティーがネオに対し「前に会った?」と尋ねるシーンもあり、まるで初対面かのような二人の姿に、SNSなどでさまざまな考察が飛び交っている。果たして今回のポスターに写るのは、一体どんな関係の二人なのか?かつての『マトリックス』では、サングラスに黒服のファッションは「仮想世界=マトリックス」における姿だったが、これは再び“マトリックス”で出会った二人の姿なのか?そして、彼らの背景に描かれる、マトリックス・コードが降り注ぎ緑色に輝くビル群が意味するものとは?
▼著名人 期待コメント
■遠藤憲一(俳優)
1999年にマトリックスが日本に上陸し、予告のナレーションを担当させてもらいました。録音する前に映像を一度見せてもらったのですが、まず映像が衝撃でした。その衝撃を受けたままナレーションを収録した記憶があります。あれから22年、再び予告ナレーションを担当させていただきました。マトリックスの独特の美しさは健在。その世界観を壊さないように意識しました。マトリックスのファンの方は昔の予告をよく覚えて下さっているので、自身の22年の垢をそぎ落としながらあの当時を思い出しながら収録しました。
■小島秀夫(ゲームクリエイター)
マトリックスは伝説としてそのままにしておくべきだ。ずっとそう思っていた。しかし、予告編に蘇る彼らを観て考えが更新された。今の技術での映像革命への期待ではなく、またネオたちに逢いたいという純粋な気持ち。ネットが日常になった今、もう一度あの世界にログインしてみたい。その行為こそが新たな伝説を創るはずだ。
■前田真宏(アニメーション監督、アニメーター)
拡大し過ぎた妄想世界とヒロイズムを突き抜けて
feed your head
認識の冒険へ
自分自身へ向かって
Fortune teller の部屋をくぐり抜け
疑え 抗え
拡大 縮小 自由自在
知覚の格闘技
どこへ向かうの
■神山健治(『攻殻機動隊 S.A.C.』シリーズ・『攻殻機動隊 SAC_2045』監督)
マトリックスは20世紀末最高にクールな映像表現とアクション、そして斬新な設定のストーリーで多くのファンを魅了したSF映画だった。公開から20年以上経った今でも、多くの作品に多大な影響を与え続けているが、マトリックスを超える設定のSF映画は僕の中には存在していない。そのマトリックスが同じ監督、同じキャストで帰ってくる。どのようにアップデートされたのか、その全貌を観るのが楽しみでならない。
■小池健(『アニマトリックス ワールド・レコード』『LUPIN THE IIIRD シリーズ』『REDLINE』ほか監督)
またあの衝撃的な世界観やネオたちに出会えると思うとワクワクします。現実の世界と仮想世界の境界でどんな桁外れのドラマが繰り広げられるのか、新たなMATRIXのビジュアルを期待しています。
◆朴性厚(アニメ「呪術廻戦」「ゴッド・オブ・ハイスクール」監督)
時を経て、よもや新作が観られるとは!空虚なネオに、死んだはずのトリニティー。懐かしの顔ぶれに、新キャラがどう絡むのか。数多の作品に影響を及ぼしたあのアクションの更なる進化に、期待せざるを得ない。
■山内健司(かまいたち/お笑い芸人)
ネオの記憶がどうなっているのか、これはレボリューションズの続きなのか、どういう結末をこの作品で迎えるのか、興味津々過ぎます。答えを見るために必ず映画館に向かいます。
■濱家隆一(かまいたち/お笑い芸人)
映像が最先端でとにかく興味深いです。何が現実で何が現実ではないのか、人間対コンピューターの戦い、凄く楽しみです。3部作をまだ見てないので、全て観てからマトリックス レザレクションズに臨みたいと思います。
■石田たくみ(カミナリ/お笑い芸人)
前作のレボリューションズから18年。終わったと思ったシリーズの続編がまた始まるので興奮してます!モーフィアス役の俳優さんが変わったので、ここもどうなるか気になるポイントです!注目!!
■水野勝(BOYS AND MEN/タレント)
不朽の名作マトリックスが帰ってくるということで映画好きはもちろんそうではない方も期待してしまうのがこの作品のチカラだと感じています!!!!当時画期的だったCGアクションも現代の技術で更にアップグレードされていると思います。壮大なスケールで届けられる新作を僕も楽しみにしています!!
■熊崎晴香(SKE48 チームE)
あのマトリックスが18年ぶりに帰ってくる!映像革命と言われているだけあって初めて見た時、衝撃を受けました!VFXの完成度が素晴らしく、CGのクオリティが半端ない!映画の作品の常識を変えました。今回、日本が先行公開ということもあり、この興奮をいち早くリアルタイムで感じることができるので楽しみです。マトリックスを見る前と見た後の世界観が変わるというまたあの現象に陥ることができる喜びを噛み締めながら新作を楽しみに待っています。
■ひろゆき(「2ちゃんねる」開設者)
アメリカ人よりも日本人のほうが早く劇場で見られるという画期的な機会なので、ネタバレが嫌いな人は早めに見に行ったほうがいいですよ。
『マトリックス レザレクションズ』
12月17日(金) 全国公開
監督:ラナ・ウォシャウスキー
出演:キアヌ・リーブス キャリー=アン・モス ジェイダ・ピンケット・スミス ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世 プリヤンカー・チョープラー ニール・パトリック・ハリス ジェシカ・ヘンウィック ジョナサン・グロフ クリスティーナ・リッチ
配給:ワーナー・ブラザース映画
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