映画会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントによる、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けるクリエイター、制作スタッフ、俳優の継続的な創作活動を支援する短編映画製作プロジェクトで、12人の映画監督による12の物語『DIVOC-12』が、10月1日より公開される。このほど、9月14日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズにて完成披露試写会が行われ、キャストの松本穂香、小関裕太、藤原季節、ロン・モンロウ、藤井道人監督、上田慎一郎監督、三島有紀子監督が登壇した。
『DIVOC-12』は、ソニーグループが立ち上げた「新型コロナウイルス・ソニーグローバル支援基金」の支援活動の一環として、コロナ禍で映像制作活動において大きな影響を受けているクリエイターたちを支援する。
『ユメミの半生』を担当した上田監督は、テツオ役の小関について、「お会いする前から、マネージャーを通して連絡をくれて、すごいうれしかった。衣装合わせのときも、スタッフを笑わせてくれたり。真面目に物作りもしてくれるし、現場の空気も盛り上げてくれる。また一緒に物作りをしたいと思う素晴らしい俳優」と絶賛した。
ユメミ役を演じた松本に関して、上田監督は「ほのかちゃんにユメミ役をお願いして本当に良かった」とコメント。「自分で作ったキャラクターなのに、“ユメミってこんな子やったのか”、“こんな激しい人生を送ってたんや”と、ほのかちゃんに教えてもらった感じ」と、役を生ききった松本に感謝した。
松本に演技について小関も、「オーバーな演技をしたときに、カットがかかると気恥ずかしい自分がいて。『普通、こんな感じで言わないよね』って笑ってたら、ほのかちゃんに笑みひとつなかったんですよ!これは、おかしい事をしてないんだ! 集中しないと! と思わせてもらった」と、松本の演技に引っ張ってもらったことを明かした。
これに対して松本は「一切、記憶がない(笑)」と苦笑い。「でも、普段できない経験をたくさんやらせてもらったので、楽しみながら、しかもこんな素敵な言葉をいただけて、恐縮です(笑)」と照れ笑いを浮かべた。
イベントでは、藤井監督の『名もなき一篇・アンナ』に出演した横浜流星からのビデオメッセージが流される場面も。横浜は「この状況下で、いろんな事を感じている人がたくさんいると思います。僕も感じています。そんな人に、この作品を観て希望の光を照らせたら」と、熱いメッセージを送っていた。
『DIVOC-12』
10月1日(金) 全国ロードショー
監督:藤井道人 上田慎一郎 三島有紀子 志自岐希生 林田浩川 ふくだみゆき 中元雄 山嵜晋平 齋藤栄美 廣賢一郎 エバンズ未夜子 加藤拓人
主題歌:yama「希望論」
出演:横浜流星 松本穂香 小関裕太 富司純子 藤原季節 石橋静河 小野翔平 窪塚洋介 安藤ニコ おーちゃん 清野菜名 高橋文哉 蒔田彩珠 中村守里 中村ゆり 髙田万作 笠松将 小川紗良 横田真悠 前田敦子 ロン・モンロウ 塚本晋也 濱津隆之 渋川清彦 松浦祐也 円井わん 渡辺いっけい
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2021 Sony Pictures Entertainment (Japan) Inc.