片桐はいりが連続ドラマ初主演を務める、東京都の大島を舞台にした人情味あふれる島ドラマ「東京放置食堂」が、9月15日よりテレビ東京にて放送されることが決定した。
真野日出子は東京生まれ・東京育ちで、数多くの被告人を裁き、更生させてきた曲がったことが大嫌いな初志貫徹の元裁判官。これまで、裁判官として幾度なくキャリアを重ねてきた彼女だが、人を裁くことに疲れてしまい、退官を決意する。そして、あることをきっかけに、日出子は大島へ。その場所で、祖父から受け継いだ「風待屋」を一人で営む寡黙な若い店主・小宮山渚と、大島名物の“くさや”と出会った彼女は、第2の物語の扉を開ける。
ドラマの舞台となる「大島」は、東京から120キロも離れた太平洋に浮かぶ島で、東京都内にある別名「東京アイランド」。本作では、都内とは思えないほど、大自然に溢れ、街の喧騒から放置された時間の流れを忘れられるこの場所だからこそ育まれる魅力的な人間模様・島グルメが色濃く描かれていく。
主人公の元裁判官・真野日出子を演じるのは、連続ドラマ初主演で、「ひねくれ女のボッチ飯」「捨ててよ、安達さん。」「監察医 朝顔」など数多くのドラマ作品にてその独特の存在感を表す俳優・片桐はいり。そして、日出子が大島で出会い、共に「風待屋」を営んでいく寡黙な若い店主・小宮山渚には、「死役所」「歩くひと」など話題作に出演する若手演技派女優・工藤綾乃が扮する。さらに、ドラマの舞台である大島で生活する個性豊かな島民キャストとして、与座よしあき、松川尚瑠輝、梅垣義明が出演する。
■片桐はいり(真野日出子役) コメント
ひょんなことから裁判官を辞めて、伊豆大島の食堂に流れついた夜ドラヒロインに任命されました。ちょっとお節介で昔かたぎの説教ずき。自分もさまよい中なのに、ちょっと良いこと言ったりします。ほったらかしの魅力があふれた大島で、島の仲間やびっくりするようなゲストの方々とすったもんだをくりひろげます。週の半ばの真夜中にほんのひと時、都内にある最果て島にご一緒できれば幸いです。
■アベラヒデノブ(監督) コメント
東京島の風に呼ばれ、真っ黒黒な砂浜の中で「片桐はいりさん版・朝ドラ(25時~放送)」は始まった。風に吹かれ、圏外に断たれ、撮影は猛進中だ。だが時折、ふと得体の知れない安心感、に包まれる瞬間がある。ここは、放置された東京。頭をうなだれても、上げても良い。自分と再会できる島…なのか!?
「東京放置食堂」
9月15日(水)より、テレビ東京系にて放送
深夜1時10分~放送開始
監督:アベラヒデノブ
脚本:和田清人 シーズン野田
出演:片桐はいり 工藤綾乃 与座よしあき 松川尚瑠輝 梅垣義明
【ストーリー】 人を裁くことに疲れて東京を出た元裁判官の主人公・真野日出子(片桐はいり)がやってきたのは、東京から120キロ南の太平洋に位置する「大島」。そこで日出子は、島で生まれ育った小宮山渚(工藤綾乃)と出会い、ひょんなことから、渚が祖父から受け継いだ、居酒屋『風待屋』を手伝うことに。いつからか、そんな居酒屋に人生に悩みを抱える客が顔を出すようになる。東京にある島だからこそ交差する人間模様と、大島だからこそ振る舞えるグルメがじんわりと優しく繰り広げられる人情味あふれる島の物語。
©「東京放置食堂」製作委員会