月船さららが市川知宏をサディスティックに“飼育”!『完全なる飼育 étude』特報映像&ポスタービジュアル

1999年の第1作以来、劇映画として数々の衝撃作を送りだしてきた『完全なる飼育』シリーズの9作目となる最新作で、月船さららと市川知宏が共演する『完全なる飼育 étude』が、11月27日より公開される。このほど、本作の特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。

7年ぶりとなるシリーズ待望の新作は、劇中の舞台「完全なる飼育」の物語の中で繰り広げられる“飼育”と、その舞台に挑む若手俳優を演出家が稽古という名の“飼育”をする二重構造になっており、女性が青年を飼育するかつてない斬新な試みにも挑む。オール台湾撮影が行われ、映倫よりR-15指定を受けた俳優たちの生々しく激しい体当たり演技と、台湾ならではの美術セット、艶やかで美しい極彩色に彩られた舞台照明および衣装が、男女の間のサディスティックな世界感をより一層際立たせる。

特報映像には、不穏な音楽とともに彩乃(月船さらら)の美しくサディスティックな「飼育」が映し出されており、その衝撃的でエロティックな映像は必見だ。

ポスタービジュアルには、演出家・彩乃と若手俳優・篠田(市川知宏)の危うい関係を伺わせる、美しくも妖艶な写真が使用されている。

『完全なる飼育 étude』
11月27日(金)より、ヒューマントラスト渋谷ほか全国公開
監督:加藤卓哉
原作:松田美智子
脚本:山本浩貴
音楽:石川潤
出演:月船さらら 市川知宏 金野美穂 寺中寿之 永井すみれ 松井るな 竹中直人
配給:「完全なる飼育 étude」宣伝委員会

【ストーリー】 イギリスの演劇界で名を成した後、日本に凱旋帰国。その前衛的な作風で演劇界の寵児として一世を風靡した女性演出家・小泉彩乃(月船さらら)。しかしながら、ここ数年は観客動員が伸び悩み、とことん追い込むその演出スタイルは俳優からも敬遠されている。新作舞台「完全なる飼育」の公演初日を2日後に控えている中、サディスティックな演出についていけなくなった主演俳優が突如降板してしまう。代役のオーディションがすぐさま行われたが、なかなか決まらない。もはや中止にするしかない。諦めた彩乃が劇場を後にしようとした時、一人の青年・篠田蒼(市川知宏)がやってくる。演技が上手いとは到底見えない蒼に、もうオーディションは終わったと言い、追い返そうとする彩乃。だが、蒼は、何とかオーディションを受けさせて欲しいと懇願する。そのすがるような眼差しに血が騒ぐ彩乃。そして、二人きりの過酷な舞台稽古が始まる…。舞台「完全なる飼育」は、実際に起きた女子高生誘拐監禁事件に着想を得た、江戸時代、藩主の娘・菊姫を貧しい鍛冶職人が拉致・監禁し、次第に二人に恋愛感情が芽生えるという前衛時代劇。蒼に対して、稽古という名の容赦ない“飼育”をしていく彩乃。“飼育”を経て、やがて、蒼の演技は徐々に凄みを増し…遂に、二人の関係は逆転するのだった。

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