カレーをモチーフに、満島真之介と鈴鹿央士共演で男同士の絆を描く連続ドラマ「カレーの唄。」が、10月にひかりTV、dTVチャンネルにて配信、BS12トゥエルビにて放送されることが決定した。
本作は、オリジナル作品に定評のある、脚本・山﨑佐保子と瀬田なつき監督のタッグにより、二人の男がカレーを通じて絆を深める様を描いたハートウォーミングドラマ。全12話各話ごとに異なる、多種多様なカレーも見どころの一つで、都内有名店、隠れた名店の他に、ハウス食品と共同開発したレシピのカレーや、店舗数1位のギネス世界記録を持つココイチも登場。陽一郎が悩みを抱えた登場人物を誘い、おすすめのカレーを一緒に食べながら、相手の悩みを解決する。
両親に捨てられ、世界中を放浪しながら、一人で生きてきた男・天沢陽一郎役を演じるのは、昨年、ドラマ「白い巨塔」、「全裸監督」、映画『キングダム』など話題作に多数出演し、来年には、大河ドラマ「青天を衝け」、ドラマ「全裸監督 シーズン2」ほか、待機作を多数控え、本作が連続ドラマ初主演となる満島真之介。そして、優秀な弟にコンプレックスを抱く、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰役は、昨年公開された映画デビュー作『蜜蜂と遠雷』で、日本アカデミー賞、キネマ旬報ベスト・テン、毎日映画コンクール、報知映画賞など、映画賞の新人賞を総なめにした鈴鹿央士が演じる。さらに、身寄りがない陽一郎を助ける、情に厚い下町の不動産屋経営者・清川薫子役に、ドラマや映画など多方面で活躍中の演技派・森口瑤子。二汰が片思い中の、同じ大学に通う女子学生・森まどか役には、フジテレビヤングシナリオ大賞「ココア」で主演を務めた出口夏希が扮する。
国内外で人気を誇る4人組クラブジャズバンド・JABBERLOOPが音楽を務め、主題曲「spice」ほかが収録されたアルバム「CORE」が、9月9日にリリース。また、同名タイトルでコミカライズされ、コミック「カレーの唄。」(漫画:月吉/原作:山﨑佐保子)が、COMIC BRIDGEにて、8月7日より連載がスタートする。
▼キャスト コメント
■満島真之介(天沢陽一郎役)
「カレーは寛大なんだよ。国境も越える。」山﨑佐保子さんのオリジナル脚本に心を奪われたことから全てが始まりました。人生にはカレーがある。それは我々日本人の持つ不思議な共通点なのかもしれない。僕にとってカレーは、人間関係のお手本であります。それぞれの具材が絡み合い高め合う。ゆっくり時間をかけて煮込むことで、そこにしかない独自の味が出来上がる。簡単なようで難しく、奥が深くて終わりがない。このドラマもカレーのように、素敵な仲間との出会いと縁が絡み合い、心温まる味わい深い作品が出来上がりました。「カレーの唄。」が皆さんの心と胃袋を刺激し、愛で満たしてくれるはずです。
■鈴鹿央士(鈴木二汰役)
カレーは、日本人の生活に深く根付いた食べ物だと思います。それぞれの家庭の味があり、食べ方があり、カレーうどんやカレーパンやカレー味のお菓子。そこら中にカレーがあります。「カレーの唄。」を観ていると、無性にカレーが食べたくなります。ちなみに僕は観ながらもう食べていました。このドラマは、カレーのようにキャストやスタッフの方々が素晴らしく融合して、温かくて美味しいものになりました。このドラマはまさしくカレーです。ちょっと何を言っているのかよく分からないかもしれませんが、本当にまさしくカレーです(笑)。観ていて自然と笑顔になるような、幸せを感じることができる素敵なドラマです。是非、ご覧ください。
■森口瑤子(清川薫子役)
「カレーはね色んな想いを浄化してくれる食べ物なんだよ」昔むかし、カレーの神様が言ったとか言わないとか。この「カレーの唄。」をご覧になった皆さんは必ずカレーが食べたくなります。100%絶対まちがいなく食べたくなります。そしてカレーを食べ終わる頃には、日々の切ない出来事も、もどかしい想いも「私ってなんだか幸せじゃん?」という気持ちに変わっているから、あら不思議。「カレーの唄。」はそんな素敵なドラマです。
■出口夏希(森まどか役)
森まどか役を演じさせて頂きました出口夏希です。最初にカレーをテーマにしたお話と聞いてそれだけで「なんか面白そう!」とワクワクしながら台本を読ませて頂きました。この作品は、色んな人と出会いカレーを通して成長していくストーリーになっています。カレーを食べたくなるのは間違いありませんが、クスッと笑えて見終わった後には温かい気持ちになれる作品ですので、ぜひ見ていただきたいです!
「カレーの唄。」
10月 ひかりTV、dTVチャンネルにて順次配信、BS12トゥエルビにて放送
監督:瀬田なつき 島添亮 金子功
原案:KADOKAWA
脚本:山﨑佐保子
音楽:JABBERLOOP
出演:満島真之介 鈴鹿央士 出口夏希 森口瑤子
【ストーリー】 両親に捨てられ、世界中を放浪しながら、一人で生きてきた男・天沢陽一郎(満島真之介)は、あるトラブルをきっかけに、芸術家志望の内気な大学生・鈴木二汰(鈴鹿央士)と出会う。お金がない陽一郎は、助けたことを口実に二汰にカレーをおごらせると、ポツリと家族について語りだす。清川不動産の清川薫子(森口瑤子)は、アパートの管理人だったことが縁で、陽一郎の亡き父の遺骨を預かっている。陽一郎が毎日カレーを食べ歩くのには、何か深い理由があるようで…。
©2020「カレーの唄。」製作委員会