池田エライザ「この上なく幸せ」、田口トモロヲ「ホッと一息つけるドラマ」「名建築で昼食を」8月放送!

建築、旅、暮らしなどを題材に独自の世界観で多数執筆している人気作家・甲斐みのりの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」を、「建築×グルメ」をテーマに池田エライザと田口トモロヲのダブル主演でドラマ化する「名建築で昼食を」が、8月15日よりテレビ大阪とBSテレ東にて放送されることが決定した。

本作は、カフェ開業を夢見る主人公のOL春野藤が、「乙女建築」巡りを趣味とする中年の建築模型士・植草千明と出会い、一緒に名建築巡りをしていく中で、挫折と葛藤を繰り返しながら成長していく物語。

本作には、現存する日本最古のビヤホール、アール・デコの旧宮邸、気軽にお茶のできるフランク・ロイド・ライト建築、昭和ロマンチックな区庁舎、安藤忠雄による歴史的建造物のリノベーション建築、白洲次郎&正子の粋な暮らしが詰まった旧邸宅など、後世に残したい名建築が続々登場。そして意外と知られていない、これらの名建築の中で頂ける絶品ランチも紹介していく。

カフェ開業を夢見る主人公のOL役を演じるのは、若手注目株の池田エライザ。そして名建築巡りの指南役であり、悩める主人公を導く千明役は、名バイプレイヤーとして名高い田口トモロヲが務める。本作では、アドリブを交えながら名建築を巡るドキュメンタリーパートを組み合わせたハイブリッドな作りに挑戦している。実力派俳優たちの即興劇、普段見せない彼らの素顔にも注目だ。

■池田エライザ(春野藤役) コメント
仕事帰り、ふとテレビをつけて見る建築のドキュメンタリーが好きです。私の知らない日本を知っている建造物に芸術品に憧れと恋心を抱き、日々、胸をときめかせていました。このお話に声をかけていただけて光栄ですし、名建築にて美味しく楽しく、作品に挑めるなんてこの上なく幸せです。皆様に楽しんでいただけるよう、春野藤として、新鮮な気持ちで素直にお芝居に取り組みたいです。トモロヲさん!乙女建築楽しみですね!弟子としてよろしくお願いします!

■田口トモロヲ(植草千明役) コメント
「名建築で昼食を」のお話をいただいて、素敵な目線のドラマになりそうな予感がしました。たんなる情報にならず、ドラマ映像ならではの観て、感じて、五感を刺激して、おっとり楽しめる作品になれればと思います。多様な人間と時代を受け入れて来た歴史ある名建築の中で、過去に思いを馳せ、現在を愛でて、未来を素敵に夢想する。心身ともに穏やかな昼下がり、市井の人々のささやかな至福の時に、皆さまと共にトリップ出来たら嬉しいです。こういう大変な時代だからこそ、“人と建築と食”のホッと一息つける、癒しと許しのあるドラマをご覧いただければ幸いです。どうぞヨロシクお願い致します。

■甲斐みのり(原案) コメント
ドラマ「名建築で昼食を」は、全国の建築ファンからは「待っていました!」と呼び声がかかる待望の物語になるはずです。東京はもとより、全国各地で、街の風景が変わりつつある昨今、名建築と呼ばれるロマンチックな趣の建物も建て替えられたり、姿を消していったり、なくなると分かったときにその存在の大きさに気がつかされることがあります。ただ見学するだけではなくて、名建築の中で食事やお茶をするとその建物とぐっと距離が近づいて、さらにもっと慕わしさが増してきます。当たり前のように街の中にある輝くような宝物の存在をドラマを通して多くの方に感じていただければ嬉しいです。
Ⓒ甲斐みのり/エクスナレッジ

「名建築で昼食を」
8月15日(土)より、テレビ大阪、BSテレ東にて放送
テレビ大阪:毎週土曜深夜0時56分〜1時26分放送
BSテレ東(BS7ch)/BSテレ東4K(4K7ch):毎週土曜深夜0時00分〜0時30分放送
監督:吉見拓真
原案:甲斐みのり「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」
監修:甲斐みのり
脚本:横幕智裕
出演:池田エライザ 田口トモロヲ

【ストーリー】 有名建築家を父に持つ建築模型士・植草千明(田口トモロヲ)はノスタルジックで可愛らしい「乙女建築」めぐりが趣味で、SNSにその成果をあげている。ある日その建築めぐりのSNSにコンタクトを取ってくる女性が…。広告代理店で働く春野藤(池田エライザ)は元カレからぬか床を預かる羽目になり、複雑な心境でかき混ぜる毎日を送っている。将来の夢である友人アヤコとのカフェ開業の参考にと、千明のSNSをフォローしていた。SNSを通じメッセージをやり取りしている中で、藤と千明は一緒に名建築でランチをすることに。出会った時に渡されたお菓子の懐かしいイラストの包み紙を大事に剥がす千明に共感する藤。そして名建築を巡っているうちに、千明の一風変わった独特な価値観やものの捉え方や視点に興味を抱いていく。起業を準備している友人アヤコとの意見やセンスの食い違い、気の遣いすぎで疲弊していた藤の心が千明の何気無い言葉から、物事を捉える視点とともにゆっくりと変わっていく…。