広瀬すずが初のコメディに挑戦し、堤真一、吉沢亮共演で贈る映画『一度死んでみた』が、3月20日に公開初日を迎えた。このほど、同日に東京コンベンションホールで行われた公開初日記念ミサに、広瀬すず、吉沢亮、堤真一、リリー・フランキー、小澤征悦、木村多江、浜崎慎治監督が登壇した。

映画の内容にちなみ、これまで死んだふりをしたくなるほど恥ずかしかったことを聞かれた広瀬は、「小学生の頃に、廊下で走っていたら、すごい派手に顔面から転んだ」という。当時、みんなの憧れだった2つ上の先輩がいたそうで、「その瞬間にその人が出てきて、『うわっ！』って言われたときに、すごい恥ずかしくて…（笑）。両鼻から鼻血も出ていて、髪もこんな（グチャグチャ）だったので、体調が悪くて倒れたフリをした」ことを告白した。

同じ質問に吉沢は、本作で共演したでんでんを羽交い締めにするシーンで、「でんでんさんの力が強すぎて、思いっきり力を入れたら、すごい勢いでオナラが出た」ことを告白。「しかも可愛い音ではなく、バイクのブオン！みたいな。爆裂音みたいなオナラ」だったことを明かして、共演者たちを爆笑させた。

広瀬演じる七瀬が不満をシャウトする本作にちなみ、日々の不満をシャウトすることになったゲスト陣。広瀬は「勝手にキャベツにドレッシングをかけるんじゃねー！」と叫び、その理由について「私、ソース派なんです（笑）」と笑顔で明かしていた。

『一度死んでみた』
3月20日（金） 全国ロードショー
監督：浜崎慎治
脚本：澤本嘉光
音楽：ヒャダイン
出演：広瀬すず　吉沢亮　堤真一　リリー・フランキー　小澤征悦　嶋田久作　木村多江　松田翔太　加藤諒　でんでん　柄本時生　前野朋哉　清水伸　西野七瀬　城田優　原日出子　真壁刀義　本間朋晃　野口聡一（JAXA宇宙飛行士）　佐藤健　池田エライザ　志尊淳　古田新太　大友康平　竹中直人　妻夫木聡
配給：松竹

【ストーリー】　父親のことが大嫌い、いまだ反抗期を引きずっている女子大生の七瀬（広瀬すず）。売れないデスメタルバンドでボーカルをしている彼女は、ライブで「一度死んでくれ！」と父・計（堤真一）への不満をシャウトするのが日常だった。そんなある日、計が本当に死んでしまったとの知らせが。実は計が経営する製薬会社で偶然発明された「2日だけ死んじゃう薬」を飲んだためで、計は仮死状態にあるのだった。ところが、計を亡き者にしようとするライバル会社の陰謀で、計は本当に火葬されてしまいそうに！大嫌いだったはずの父の絶体絶命のピンチに直面した七瀬は、存在感が無さすぎて“ゴースト”と呼ばれている計の部下・松岡（吉沢亮）とともに、父を救うため立ち上がることを決意する。火葬までのタイムリミットは2日間。はたして七瀬は無事、計を生き返らせることができるのか！？

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