世紀の発明王トーマス・エジソンと実業家ジョージ・ウェスティングハウスによるアメリカ初の電力送電システムを巡る“電流戦争”を描いた、ベネディクト・カンバーバッチ主演の映画『エジソンズ・ゲーム』の公開日が4月3日に決定し、併せて、予告編と場面写真がお披露目となった。
アメリカ初の電力送電システムを巡る、エジソンとライバルたちの闘い“電流戦争”を描く本作。莫大な金が動く特許の争奪戦に、名誉をかけた裁判。その影で横行するスキャンダラスなネガティブキャンペーンと裏取引…。超一流の天才たちによる、息もつかせぬ本気の闘いの全貌が今、明かされる。
予告編では、電気の供給権を巡り、“直流”による送電方式を提唱する天才エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)と、“交流”による送電方式を提唱する宿敵ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)の激しい攻防が収められる。冒頭から敵対心をあらわにするエジソンとウェスティングハウス。そこにウェスティングハウスと手を組む新進気鋭の科学者二コラ・テスラ(ニコラス・ホルト)と、エジソンの助手・インサル(トム・ホランド)も加わり、白熱したビジネスバトルはより加速していく。アイデアを盗まれ怒鳴り散らす姿や、交流は危険だと煽るネガティブキャンペーンの実施など、我々がよく知る“偉人エジソン”とは大きくかけ離れた姿が衝撃的だ。だが、ウェスティングハウスも黙ってはいない。「そろそろ決着を付けようか」とエジソンに宣戦布告するや否や、「君の不正は掴んだ」と不敵な笑みを浮かべる…。“直流”のエジソンと、“交流”のウェスティングハウス。果たして未来を照らすのはどちらか…!?
場面写真には、ベネディクト・カンバーバッチとトム・ホランドの“師弟”2ショットや、マーベル・シネマティック・ユニバースファン垂涎間違いなしの弟子感全開のトム・ホランドの可愛らしい笑顔、ウェスティングハウスに扮するマイケル・シャノンの険しい表情や、ニコラス・ホルトとビリヤードを興じるシャノンの紳士的な姿を収める。エジソンの発明のひとつでもある蓄音機の前で妻メアリーと仲睦まじく会話を交わすエジソンの姿からは、本作で見せる新たな一面も予感させる。また、ニコラス扮するテスラの写真からも分かるように、本作ならではの輝く豪華なセットにも注目だ。
『エジソンズ・ゲーム』
4月3日(金)より、TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:アルフォンソ・ゴメス=レホン
出演:ベネディクト・カンバーバッチ マイケル・シャノン トム・ホランド ニコラス・ホルト
配給:KADOKAWA
【ストーリー】 19世紀、アメリカは電気の誕生による新時代を迎えようとしていた。白熱電球の事業化を成功させたトーマス・エジソン(ベネディクト・カンバーバッチ)は、天才発明家と崇められ、大統領からの仕事も平気で断る傲慢な男だった。裕福な実業家ジョージ・ウェスティングハウス(マイケル・シャノン)は、大量の発電機が必要なエジソンの“直流”より、遠くまで電気を送れて安価な“交流”の方が優れていると考えていた。若手発明家のテスラ(ニコラス・ホルト)も、効率的な“交流”の活用を提案するが、エジソンに一蹴されてしまう。ウェスティングハウスは“交流”式送電の実演会を成功させ、話題をさらう。そのニュースにエジソンは激怒、“交流”は危険で人を殺すと、ネガティブキャンペーンで世論を誘導していく。こうして世紀の“電流戦争”が幕を開けた。訴訟や駆け引き、裏工作が横行する中、ウェスティングハウスはエジソンと決裂したテスラに近づく…。果たしてこのビジネスバトルを制するのはどちらか?
©2018 Lantern Entertainment LLC. All Rights Reserved.