NHKの人気自然番組「ダーウィンが来た!」の劇場版第2弾で、恐竜たちの知られざる姿に迫る『恐竜超伝説 劇場版 ダーウィンが来た!』が、2020年2月21日より公開されることが決定し、併せて、予告編がお披露目となった。
これまで同番組でも何度か紹介されてきた恐竜だが、その生態はいまだに謎めいた部分が多く、今年、東京・上野の国立科学博物館で開催された「恐竜博」では過去最多の来場者数となるなど注目を集めている。
劇場版では、これまでのNHKのVFXチームと日本のトップクリエイターが共同で創り上げてきた超リアルな恐竜のCG映像を厳選し、最新研究から明らかになった常識を変える全く新しい恐竜世界を、大迫力の映像でたっぷりと映画館のスクリーンで紹介する。
ナレーションを務めるのは、映画、ドラマなど、様々な分野で活躍中の田辺誠一と大塚寧々。二人のナレーションが観る者を一気に恐竜たちの世界へ導く。
■田辺誠一 コメント
いつも見ている番組なので、参加させて頂けることはとても嬉しかったです。CGの恐竜は生きているように見え、表情や目からも感情が伝わってきて、そのリアルな生態は実写フィルムを見るようでした。時には感情を込め、時には見て下さる方に感情を委ねながらナレーションをとりました。大スクリーンで壮大な物語を味わって頂けると嬉しいです。
■大塚寧々 コメント
ナレーションや声のお仕事はとても好きなので今回お話をいただいて、とても嬉しかったです。また恐竜の親の子に対する愛情や命の尊さに感動しました。この頃の地球に行ってみたいと思いました。それを再現したCGが素晴らしかったです。
『恐竜超伝説 劇場版 ダーウィンが来た!』
2020年2月21日(金)より、ユナイテッド・シネマほか全国ロードショー
制作:NHKエンタープライズ
映像提供:NHK
ナレーション:田辺誠一 大塚寧々
配給:ユナイテッド・シネマ
【作品概要】 人類誕生のはるか昔、恐竜は愛情や知性まで身に付けていた。今から6600万年前の地球。そこは、巨大生物たちが覇権を争う世界だった。北米では、集団で巧みな狩りをする最強恐竜ティラノサウルスがトリケラトプスを取り囲み、アジアの海岸では、浜辺にやってきたカムイサウルスに巨大な海竜モササウルスが水中から襲いかかる。まさに、弱肉強食の世界だ。一方で、恐竜たちの意外な一面も見えてきた。極寒の北極で知恵を武器に生き抜く肉食恐竜トロオドン。モンゴルの大地を疾走するのは、全身をド派手な羽毛に包まれた羽毛恐竜デイノケイルス。わが子を守るため、自らの命を犠牲に天敵のタルボサウルスと戦った。さらに、海の中では、巨大な海竜モササウルスが、まるで人間のように自らのお腹を痛めて、新たな命を育んでいく。恐竜たちは過酷な環境で命をつなぐため、我が子に愛を注ぎながら必死に生きていた。だが、そのころ、直径10kmの隕石が猛スピードで地球に向かっていた…。人類誕生のはるか昔に、愛情や知性まで身に付けていた恐竜たちの知られざる素顔を大公開。そのほか、最近、相次ぐ新たな化石の発見で明らかになりつつある日本にあった恐竜王国の全貌にも徹底的に迫る。「ダーウィンが来た!」ならでは本当の恐竜世界がここにある。