アンジェリーナ・ジョリー、『マレフィセント2』のテーマは「家族は血の繋がりではない。多様性とは強さ」

ディズニー・クラッシック・アニメーションの金字塔『眠れる森の美女』に隠されていた“禁断の呪い”を描き、全世界で空前の大ヒットを記録した、アンジェリーナ・ジョリー主演の『マレフィセント』。その待望の続編で、アンジェリーナ・ジョリーを再び主演に迎えた『マレフィセント2』が、10月18日より日米同日公開される。このほど、10月3日に六本木ヒルズ アリーナにてジャパンプレミアが行われ、キャストのアンジェリーナ・ジョリー、サム・ライリー、MIYAVIが登壇した。

約1100人のファンが集まったジャパン・プレミア。レッドカーペットイベントには、マレフィセントに仕えるカラスのディアヴァル役のサム・ライリー、ウド役のMIYAVIに続き、マレフィセントを演じたアンジーがマドックスとザハラと共に家族揃って登場した。会場にはマレフィセントやオーロラ姫のコスプレをしたファンも多く見られ、3人はサインや写真に丁寧に応え、ファンとの交流を楽しんでいた。

前作『マレフィセント』以来の来日となったアンジー。ステージイベントでは、マレフィセントという存在について、「私たち全ての中にマレフィセントというキャラクターはいる」と言い、「彼女は少しワイルドで自由を求めています。人は傷ついたり迷子になったり、自分は他の人と違うのではないかと感じる時がありますが、私たちは戦って一つになり、さらに前に進んでいきますよね。何を言われようとも前進する姿、それこそが彼女が表現していることだと思います」と語った。そして、続編となる本作のテーマとして、「家族というのは決して血が繋がっていなければいけないのではないということ、多様性とは強さであるということ、私たちが一つになり互いを尊重する時こそが最も強くなれること」という強いメッセージが込められていると述べた。

初来日となったサムは「日本の方はとてもあたたかくてフレンドリーで感動しています」と挨拶。アンジーの印象については、「今まで会った中でも最もチャーミングな人の一人です。才能に溢れているだけでなく、とてもあたたかくて、疲れ知らずで本当に仕事熱心な方」と褒め称えた。

アンジーが監督を務めた映画『不屈の男 アンブロークン』に出演したMIYAVIは、以前から「作品にかける強い思いとパッション」を感じていたようで、「特に『マレフィセント』への想いはそばでずっと見ていたので、女優としての輝きに現場で魅了された」という。アンジーはプロデューサーとしても本作に参加しており、MIYAVIは「種族や生活様式、価値観を越えて一つになる、認め合って共存していくことの尊さを伝えたい、その想いを感じながら取り組みました」と、その想いに共感したと語り、「いいことしか言ってませんよ(笑)」とアンジーにニヤリと笑いかけていた。

最後に、アンジーは会場の多くのファンを見渡しながら「たくさんのマレフィセントが来てくださっていますね(笑)。皆さんにも愛をお届けしたいと思います。ありがとうございます」とメッセージを伝え、イベントを締めくくった。

『マレフィセント2』
10月18日(金) 全国ロードショー
監督:ヨアヒム・ローニング
製作総指揮・出演:アンジェリーナ・ジョリー
出演:エル・ファニング ミシェル・ファイファー ハリス・ディキンソン サム・ライリー キウェテル・イジョフォー MIYAVI
日本語吹替版キャスト:上戸彩 福田彩乃 小野賢章 深見梨加 阪口周平 五十嵐麗 永宝千晶
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 真実の愛に目覚めたマレフィセント(アンジェリーナ・ジョリー)と、永遠の眠りから目覚めたオーロラ姫(エル・ファニング)。オーロラ姫はフィリップ王子からプロポーズを受けるが、実はその婚礼には、マレフィセントとオーロラ姫の絆を引き裂き、妖精界を滅ぼそうとするイングリス王妃(ミシェル・ファイファー)による恐るべき罠が隠されていた…。迫り来る危機から愛するオーロラ姫を救うため、マレフィセントの“究極の愛”が試される。マレフィセントが背負った驚くべき運命とは?

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