累計観客動員450万人、興行収入65億円突破、男たちの友情と熱き闘いを様々なメディアで描く『HiGH&LOW』シリーズと、累計7500万部突破、不良漫画の金字塔「クローズ」、「WORST」(原作・髙橋ヒロシ)との奇跡のコラボが実現した映画『HiGH&LOW THE WORST』が、10月4日より公開される。このほど、9月28日にZeppなんば大阪で開催された関西最大級のヘアーメイク&ファッションイベント「BEATNIXS」に、川村壱馬と吉野北人(ともにTHE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が完全シークレットで登壇した。
イベント開始前の緊張感ある雰囲気が漂う中、「今日だけの特別なシークレットステージをお送りします!」との紹介で、突如本作『HiGH&LOW THE WORST』の予告映像がスクリーンに流れ、ざわめく会場。映像が終わり、畳みかけるように本作の劇中曲「SWAG&PRIDE」のイントロが轟くなか、ランウェイ後方に川村と吉野がサプライズで登場すると、会場内は騒然。驚きの声とともに割れんばかりの大歓声が響き渡った。1,100人にも及ぶ大観衆の中、颯爽とランウェイを歩く2人がポーズを決めるたび、興奮冷めやらぬ黄色い声援が飛び交った。その後のトークでは、主演であり鬼邪高校全日制の頂上(“テッペン”)を目指す転入生、楓士雄役を演じた川村が「この映画は「HiGH&LOW」と、髙橋ヒロシ先生原作のコミック「クローズ」「WORST」の夢のコラボ作品です。ケンカや不良というイメージが強いと思いますが、人としてすごく大事な心の部分や友情物語が描かれているので、食わず嫌いせずにぜひ見て頂きたい作品になっています」と奇跡のクロスオーバーが実現した本作について力強く紹介。楓士雄の相棒、司役を演じた吉野は「なんといっても「HiGH&LOW」の鬼邪高校と、「クローズ」「WORST」の鳳仙学園が、対立してして一斉に走り出すシーンは、心が熱くなる注目ポイントです」と本作の見どころについて熱く語った。
今回は関西の美容・服飾系の学生クリエーターたちが、仲間たちと長い準備期間を経て一から作り上げたファッションイベント「BEATNIXS」とのコラボということで、本作とは「仲間との熱い絆」というところで相通じるところがある。プライベートのファッションでは「シルエットとスタイリッシュさと自分らしさを大切にする」という川村と、「とにかく自分に合ったものを選んでいる」という吉野は、夢のテッペンを目指して挑戦を続ける未来ある若手クリエーターたちに見つめられながらランウェイを歩いた気持ちを聞かれ、「僕たちを知らない方もたくさんいらっしゃったと思うので緊張しました」(川村)、「大阪は壱馬の地元ですけど、温かい雰囲気があって、気持ちよかったです!」(吉野)とアットホームな会場の雰囲気を語った。サプライズ登場の興奮も冷めやらぬ中、大観衆をバックに川村・吉野両キャストとの写真撮影が行われると客席は更なる盛り上がりを見せ笑顔に包まれた。
最後に、大阪出身の川村が、本作が大阪でも上映される心境を「大阪の方に応援して頂けるのは自分にとっては当たり前ではなくとてもありがたいこと。これだけ温かく接して頂けると改めて地元愛が増しますね」と語り、夢を追う会場の同年代のギャラリーに対し、「幸せなことや辛いこともあるかもしれないですけど、その瞬間だけのものとしてすべてを思いっきり経験して糧にして、テッペンを目指してもらいたいと思います。僕らも同じ気持ちで頑張っていくので、一緒にテッペンを目指していきましょう!」と締めくくると、大盛況のままサプライズコラボステージは幕を閉じた。
イベント終了後、短いステージであったが、会場の反応を間近で感じた2人は、「僕らのことを知っていただける機会になったんじゃないかなと思います。改めてこのタイミングで初心に戻った感じがしていい経験になりました。普段のライブとは違って歌ったり踊ったりしないのでより緊張しました」(川村)、「大阪っぽい感じがして独特な空気感でした。」(吉野)と本日のステージを振り返った。
今回地元への凱旋となった川村は、コラボの舞台となったZeppなんば大阪にもプライベートでも訪れたことがあるといい、大阪ではぜひ吉野を「地元にある行きつけのお好み焼き屋に連れていきたい」と話した。一方宮崎県出身の吉野は「アトラクションが豊富にあると聞いたのでUSJに一度は行ってみたい」と語った。公開に向け、いよいよ1週間を切った本作について、川村は「ここまで待ちくたびれて長かったので、公開までの1日を大切にしてしっかりと盛り上げていきたいと思います」、吉野は「いままでにないような作品になっていて、これまで不良映画を観てこなかった方にも気に入ってもらえると思うので、男女問わずたくさんの方に観ていただきたい」と意気込みを語り大阪でのPRを終えた。
『HiGH&LOW THE WORST』
10月4日(金)全国ロードショー
企画プロデュース:EXILE HIRO
監督:久保茂昭
アクション監督:大内貴仁
脚本:髙橋ヒロシ 平沼紀久 増本庄一郎 渡辺啓
出演:川村壱馬 前田公輝 吉野北人 佐藤流司 神尾楓珠 福山康平 龍 鈴木昂秀 うえきやサトシ 中島健 志尊淳 塩野瑛久 葵揚 小柳心 荒井敦史 坂口涼太郎 白洲迅 中務裕太 小森隼 富田望生 矢野聖人 山田裕貴 鈴木貴之 一ノ瀬ワタル 清原翔 青木健 陳内将 市川知宏 落合モトキ 箭内夢菜 佐藤大樹 佐藤寛太 塚本高史 小沢仁志
配給:松竹
【ストーリー】 荒れ果てた町<SWORD地区>の中で通称“漆黒の凶悪高校”と呼ばれる鬼邪高校。そこは定時制と全日制に分かれ、定時制の番長・村山良樹(山田裕貴)が鬼邪高校の頭を張っていた。そんな鬼邪高校の全日制に転入した、花岡楓士雄(川村壱馬)は、いつか村山にタイマンを挑む為、全日制の天下をとる野望を持っていた。全日制は、実力的にトップの強さを誇る轟(前田公輝)と芝マン(龍)、辻(鈴木貴之)の轟一派。二年を仕切った中越(神尾楓珠)と一年を仕切った中岡(中島健)が率いる中・中一派。狂った戦い方で成り上がる泰志(佐藤流司)、清史(うえきやサトシ)が率いる泰・清一派。楓士雄とかつて同じ団地に住んでいた司(吉野北人)と手下のジャム男(福山康平)が仕切る司一派ら、新世代の覇権を争う一大戦国時代を迎えていた。一方、SWORD地区の隣町・戸亜留市では、幹部以外全員スキンヘッドの最強軍団、鳳仙学園が勢力を強めていた。過去最強と謳われる鳳仙は、リーダー・上田佐智雄(志尊淳)を筆頭に、小田島有剣(塩野瑛久)、沢村正次(葵揚)、仁川英明(小柳心)、志田健三(荒井敦史)の4人からなる鳳仙四天王、幹部のサバカン(坂口涼太郎)ら、最強の布陣を揃えていた。そんな中、鳳仙の生徒が鬼邪高を名乗る者たちに突然襲撃され、時を同じく鬼邪高の生徒も鳳仙を名乗る者たちに襲われる事件が発生。仲間が襲撃されたことをきっかけに、両高校は互いに敵対心を抱き、殺気立っていく。楓士雄を筆頭に個性派揃いだが圧倒的力を持つ鬼邪高校。 佐智雄を筆頭に一枚岩に組織化された鳳仙学園。夕暮れの河原で両校ぶつかり合う、世紀の頂上決戦が幕を開ける。
©2019「HiGH&LOW THE WORST」製作委員会 ©髙橋ヒロシ(秋田書店) HI-AX