劇場公開へ!有村架純 × 坂口健太郎 ドラマ版を再編集&未公開シーンを追加した『劇場版 そして、生きる』9月公開!

有村架純と坂口健太郎をキャストに迎え、NHK連続テレビ小説「ひよっこ」を手掛けた人間ドラマの名手・岡田惠和のオリジナル脚本によるヒューマンラブストーリー「連続ドラマW そして、生きる」が、8月4日よりWOWOWプライムにて放送中。このほど、ドラマ全6話を凝縮し再編集した『劇場版 そして、生きる』が、9月27日より公開されることが決定した。

物語の舞台は、東北、東京、フィリピン。2011年の東日本大震災後のボランティア活動で出会った瞳子と清隆の二人が、運命に翻弄されながらも強く美しく生き抜く姿を、彼らと巡り合う人々の人生を絡めながら感動的に描く。

9月8日に最終回を迎える本作は、撮影時からスタッフ・キャストのワンシーン・ワンカットに全身全霊をかける士気も高く、壮大な物語の中で登場人物たちが様々な逆境に左右されながらも力強く生きていく様と、それに呼応するように存在感を示してくれた震災後の今の東北の圧倒的な自然美が魅力的。「まるで映画作品のようだ」「一人でも多くの人に観てもらいたい」という熱烈な声が上がり、WOWOWではドラマ全6話を再編集し、ドラマでは放送されなかった未公開シーンも盛り込んだ2時間の劇場版を製作・公開するプロジェクトを立ち上げた。配給はWOWOWが担当し、全国公開規模の単独配給は同社初の試みとなる。

■岡田惠和(脚本) コメント
Q:劇場版として上映されることについて。
劇場版がつくられると聞いて、とても光栄なことだと感激しております。ドラマとして放送される以外にも、素敵な発表の場が出来て、心から嬉しいです。「そして、生きる」はなんて幸せな作品なのでしょう。一人でも多くの方の心に届けたい、自信を持って世に送り出した作品です。スクリーンに映る瞳子や清隆に会えるのが楽しみです。

Q:劇場版になるに当たっての期待や、劇場版ならではの見どころ。
すべてが美しい作品だと思います。人も町も。映像もお芝居も。美しいです。映っているすべてのものを楽しんでいただけると思います。俳優たちの指の先まで気持ちのこもった全身のお芝居を、スクリーンで細部まで味わっていただけるはず。そして映像だけでなく、大きな音で聞く村松氏の音楽も、見どころの一つであると思います。素敵な映像体験になるはずだと自信を持っております。

■月川翔監督 コメント
Q:劇場版として上映されることにについて。
撮影している最中から「すごいものが撮れてるんじゃないか」という手応えがありました。俳優たちの僅かな表情の変化や呼吸の一つ一つ。そんな繊細な表現の数々を劇場空間で感じ取っていただきたいという思いが募り、「映画館で上映したい」という野望が芽生えていきました。公開規模は大きくありませんが、多くの方々に届くことを願っています。

Q:劇場版になるに当たっての期待や、劇場版ならではの見どころ。
本作はテレビドラマ版の単なるダイジェストではなく、濃縮された1本の新作という感覚があります。ここから何も足さず何も引きたくない、と思えるところまで研ぎすませた形です。登場人物たちの人生が濃縮された1本の新作映画としてお楽しみください。

■有村架純(生田瞳子役) コメント
Q:劇場版として上映されることにについて。
この素晴らしいチームだからこそ完成した作品が、また奇跡を生んでくれた、という気持ちです。撮影中は、劇場版として改めて作っていただけるとは思いませんでしたが、キャストスタッフ一同、野望を抱いておりました。ですので、こんなに早くこのような形でより沢山の方々にご覧になって頂ける機会を設けて頂いた今、とてもとても幸せですし、劇場版を作ることは簡単なことではないので、本当に関係者の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

Q:劇場版になるに当たっての期待や、劇場版ならではの見どころ。
ドラマから映画に形を変えても、映像美、息遣いや温度、匂いや音は鮮度を保ったままですので、皆様には是非大きなスクリーンでご覧になって頂きたいです。一度ご覧になって下さった方も、二度楽しんでいただけるのかな、と思っております。私自身もとても楽しみです。

■坂口健太郎(清水清隆役) コメント
この作品がドラマを超え、映画として沢山の方々に観てもらえること、とても嬉しく思います。生きていくことの喜び、悲しみ、そして痛みを、清隆という人物を通して演じさせていただきました。美しい映像と力強く生きている登場人物の今を見ていただき、そして全6話あるドラマも是非ご覧下さい。

『劇場版 そして、生きる』
9月27日(金)よりイオンシネマ板橋、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督:月川翔
脚本:岡田惠和
音楽:村松崇継
出演:有村架純 坂口健太郎 知英 岡山天音 萩原聖人 光石研 南果歩
配給:WOWOW

【ストーリー】 3歳のときに交通事故で両親を亡くした生田瞳子(有村架純)は、盛岡で理髪店を営む伯父に引き取られる。天真爛漫に育った瞳子は、時に地元のアイドルとして活躍することもあり、いつしか女優を志すようになっていた。そして、19歳になった瞳子は、東京で開催されるオーディションに覚悟をもって挑もうとするが、本番前日の2011年3月11日、東日本大震災が起きる。その年の秋、瞳子はカフェで一緒に働いている韓国人のハン(知英)とともに、気仙沼でのボランティア活動に参加する。瞳子はそこで、学生ボランティア団体の運営メンバーである東京の大学生・清水清隆(坂口健太郎)と出会う。穏やかで整然と現場を取り仕切る清隆だったが、瞳子はなぜか彼のほほえみに違和感を覚えていた。清隆自身もまた過酷な運命を背負っていることを、瞳子は知る由もなかった。そして気仙沼での日々をともに過ごした瞳子と清隆は、いつしか互いに特別な感情を抱いていく。

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