累計アクセス数が1000万を超えるブログを原作とした、息子である事を隠して父とオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」をプレイする日々を綴る、坂口健太郎と吉田鋼太郎のダブル主演による『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』が6月21日より公開される。このほど、本作の主題歌がGLAYによる書き下ろし楽曲「COLORS」、挿入歌がTHE BEAT GARDENの「スタートボタン」に決定し、併せて、予告編がお披露目となった。
累計アクセス数1000万超の大人気ブログで連載された、実話をもとにした物語の映画化となる本作。主人公アキオ(坂口健太郎)は、仕事一筋だったが突然会社を辞めた父・暁(吉田鋼太郎)の本音を知るため、得意なオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して共に冒険に出るという“光のお父さん計画”を閃く。
予告編では、これまで聞くことのなかった父・岩本暁(吉田鋼太郎)の言葉に涙する岩本アキオ(坂口健太郎)の姿や、慣れないゲームに苦戦しながらも真剣に取り組む暁の様子が確認できるほか、アキオの同僚で密かにアキオに恋心を抱く里美(佐久間由衣)や頼れるアキオの先輩・吉井(佐藤隆太)、ゲームに励む父を優しく見守る岩本家の母(財前直見)やアキオの妹で父に容赦ないツッコミを入れる美樹(山本舞香)の姿なども収められており、父と息子の話以外にもドラマが広がっていく事が想像できる。
GLAYのTERUが本作の為に書き下ろした楽曲「COLORS」は、自身のFFXIVプレイヤーとしての経験をもとにつくられ、今回の話がなければ生まれなかったと語る。その歌詞は本作で描かれる父と子の関係性を絶妙に表現している。また、挿入歌を担当するのは、自身で作詞作曲編曲までこなす3Vo1DJのグループ、THE BEAT GARDEN。初めての映画挿入歌という事で喜びも溢れる、映画に寄り添った渾身の楽曲となった。
■TERU(GLAY/主題歌) コメント
『劇場版・光のお父さん』の主題歌のお話を頂いたのは結構前なのですが、お話をいただいてからというもの、光の戦士としてFF14の世界をあらゆる角度から見てきました。長くプレイしなければ感じられない機微を音楽で表現したくて試行錯誤した結果、形になった音楽がこの「COLORS」です。なので、今回のお話がなければ、この曲は生まれていません。親子関係の複雑な感情をテーマにしてます。心の奥底にある愛情を求める寂しさをなかなか伝えられないもどかしさ。もし、同じ環境にいる方がいたら是非、この映画を見て、この曲に寄り添ってみてください。
■THE BEAT GARDEN(挿入歌) コメント
映画『光のお父さん』の“挿入歌”というお話を頂いて、スクリーンの中でどのシーンで流れてもストーリーと共に歩んでいける歌を作れたらと思い、曲を描いていきました。ゲームの中や現実で、見える敵と見えない敵に敗れても敗れても立ち向かっていく登場人物達は本当に「負け」なのか。自分にも問いかけながら綴った言葉や歌がどんな答えを映画の中で教えてくれるのかを楽しみにしています。初めての映画挿入歌。こんな素敵な作品の一員にさせて下さり、本当にありがとうございます。
『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』
6月21日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開
監督:野口照夫(実写パート) 山本清史(ゲームパート)
原作:マイディー「ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん」
脚本:吹原幸太
主題歌:GLAY「COLORS」(LSG)
挿入歌:THE BEAT GARDEN「スタートボタン」(ユニバーサル シグマ)
出演:坂口健太郎 吉田鋼太郎 佐久間由衣 山本舞香 佐藤隆太 財前直見 今泉佑唯 前原滉
声の出演:南條愛乃 寿美菜子 悠木碧
配給:ギャガ
【ストーリー】 この人が死んだとき、泣いたりするんだろうか―自分が子供の頃から、何を考えているのか全く分からなかった父の背中を見て、心の中でそうつぶやくアキオ(坂口健太郎)。仕事一筋で単身赴任中だった父(吉田鋼太郎)が、突然会社を辞めて家に帰って来たのだ。母と妹も一日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオに、ある計画が閃く。アキオの得意なオンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の世界に父を誘導し、自分は正体を隠して、共に冒険に出るのだ。その名も“光のお父さん計画”!アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちに協力を呼び掛け、励まされる。だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に家族も知らない意外な顔があるとは―。
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