日本の映画史に輝くスターの代表作を一挙上映する映画祭として、市川雷蔵の没後50年特別企画「市川雷蔵祭」が8月23日より、若尾文子の出演作を上映する「若尾文子映画祭」が2020年春より開催されることが決定し、併せて、ポスタービジュアルがお披露目となった。
市川雷蔵は、わずか15年の映画俳優人生の中で、159本の作品に出演し、1969年に37歳という若さでこの世を去った伝説の大スター。溝口健二、増村保造、市川崑、池広一夫、三隅研次など数々の巨匠、名匠と組み、名作を世に送り出した。没後50年となり、2014年に実施された「雷蔵祭初恋」以来、5年ぶりに再びスクリーンに蘇る。
若尾文子は、溝口健二、増村保造、吉村公三郎など日本を代表する巨匠に愛され、市川雷蔵や勝新太郎、田宮二郎、船越英二といった昭和を代表する名優との共演により、多くの傑作を残し、今なお輝き続ける伝説の大女優。2015年、あややブーム(=若尾文子の愛称)を巻き起こした「若尾文子映画祭 青春」から5年、2020年春にスクリーンに復活する。
「市川雷蔵祭」
8月23日(金)より角川シネマ有楽町ほか順次上映
「若尾文子映画祭」
2020年春、角川シネマ有楽町ほか順次上映
配給:KADOKAWA