「週刊ヤングマガジン」にて連載中で、単行本累計部数は280万部を突破、2017年度講談社漫画賞「一般部門」を受賞した南勝久による人気コミックを、主演に岡田准一を迎えて実写映画化した『ザ・ファブル』が、6月21日に公開される。このほど、各キャラクター写真が披露され、追加キャストとして、木村了、井之脇海、南出凌嘉、好井まさお、加藤虎ノ介、粟島瑞丸、六角精児、モロ師岡、光石研が出演することが発表となった。
“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だったが、ボスから「1年間殺し屋を休業し、一般人として普通の生活を送ること」というミッションが与えられる。ファブルは、“佐藤アキラ”という偽名を使い、相棒のヨウコと共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。そんな中、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する。
主人公のファブル/佐藤アキラ役には、日本映画界を代表する演技派俳優・岡田准一。自らも数種の武術や格闘技のインストラクター資格を持ち、『SP』、『図書館戦争』などで高い身体能力を見せた岡田が、コミック原作映画初出演にして、初めての“殺し屋”役に挑戦する。“殺してはいけない殺し屋”を、アクション全開ながらも、時にコミカルに演じる姿は必見だ。アキラの相棒・ヨウコ役には、木村文乃。ファブルを幼い頃から指導し、プロの殺し屋に育てあげるボス役には佐藤浩市。アキラが初めて出会う一般人の女性、ミサキ役に山本美月。アキラを狙う殺し屋・フード役には福士蒼汰。そのほか、アキラと深く関わる裏社会の人間に柳楽優弥、向井理、安田顕、アキラを雇うバイト先の社長に佐藤二朗ら日本映画界屈指の豪華キャストが集結した。
新たなキャストとして、ファブルを狙う殺し屋フード(福士蒼汰)と常に行動を共にし、公開となったビジュアルからも振り切りすぎた非情さが滲み出ているコード役に、映画・ドラマ・舞台と多方面で活躍中の木村了。海老原(安田顕)の部下であり、アキラの“ファブル”としての顔を知ることになる若手社員・黒塩(クロ)役に「義母と娘のブルース」や「午後の紅茶」CMで話題の井之脇海。ファブルの幼少期役に南出凌嘉。ファブルが一般人としてアルバイトする有限会社オクトパス社員・貝沼役に、ドラマ「火花」での好演も記憶に残る好井まさお。砂川(向井理)の部下で“ある商売”を牛耳っていた真黒カンパニー社員役に加藤虎ノ介。砂川の部下役に粟島瑞丸。ファブルのボス(佐藤浩市)から素性とミッションを聞き、大阪で面倒を見ていく真黒カンパニー会長・浜田役に、名バイプレイヤーの光石研。海老原とファブルが初めて食事をともにする鉄板焼き屋「ちっち」の店長役にモロ師岡。ファブルとヨウコ(木村文乃)の近所のバー「buffalo」のマスター役に、原作キャラクターと
そっくりな六角精児。
併せて、原作で大人気なキャラクター“ジャッカル富岡”と、チャラ男の“河合ユウキ”のシルエットもお披露目となり、映画にもばっちり登場していることが明らかにされた。“ジャッカル富岡”は、普段無表情であることが多い主人公ファブルを持ち前の一発ギャグだけで唯一大爆笑させることができるという原作でも本作でも“重要な”役どころ。チャラ男の“河合ユウキ”は、お酒が大好きなヨウコ(木村文乃)を「チャラ男あるある」を駆使し口説こうとするも逆に弄ばれバーでしっかり酔い潰されてしまう、どこか憎めないキャラクター。未だその姿はシークレットとされているものの、SNSでも実写化が期待されており、誰が演じるのかと話題沸騰中である。
『ザ・ファブル』
6月21日(金) 全国公開
監督:江口カン
原作:南勝久「ザ・ファブル」(講談社「ヤングマガジン」連載)
脚本:渡辺雄介
出演:岡田准一 木村文乃 山本美月 福士蒼汰 柳楽優弥 向井理 佐藤二朗 安田顕 佐藤浩市 木村了 井之脇海 南出凌嘉 好井まさお 加藤虎ノ介 粟島瑞丸 六角精児 モロ師岡 光石研
配給:松竹
【ストーリー】 どんな相手も6秒以内に殺す―。“ファブル(寓話)”と呼ばれる謎の殺し屋(岡田准一)は、裏社会で誰もが「伝説」と恐れる存在だった。しかし、ちょっと仕事をし過ぎた彼に、ボス(佐藤浩市)はある指令を与える。「1年間、一般人として普通に暮らせ。休業中に誰かを殺したら、俺がお前を殺す」。ファブルは、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコ(木村文乃)と共に生まれて初めて一般人として街に溶け込む生活を始める。インコを飼ったり、バイトしたり…。殺しを封じ、《普通》を満喫し始めた矢先、ファブルの命を狙う裏社会の組織や、ファブルに助けを求める者たちが次々に現れ、事態は思わぬ方向へ急発進する!【絶対に殺してはいけない】指令のもと、ファブルは絶体絶命のピンチを切り抜け平和に暮らせるのか―!?
©2019「ザ・ファブル」製作委員会