【全起こし】消し去りたい過去は?池田エライザ「邪念」に、オダギリは「(空白)」!その理由は?『ルームロンダリング』完成披露試写会レポート 全文掲載

映画企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞した企画を池田エライザ主演で映画化した『ルームロンダリング』が7月7日より全国ロードショーとなる。公開に先立ち、6月11日に東京・ニッショーホールにて完成披露試写会が行われ、キャストの池田エライザ、オダギリジョー、渋川清彦、健太郎、メガホンを取った片桐健滋監督、ゲストとして実際に事故物件に住んでいるお笑い芸人の松原タニシが登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:本日はお足元の悪い中、本作『ルームロンダリング』の完成披露試写会にお越しいただきまして、ありがとうございます。本作ですが、事故物件の履歴を帳消しにする秘密のお仕事“ルームロンダリング”をしている主人公が、部屋に居座るお悩みだらけの幽霊たちと出会い、彼らに振り回されていくうちに成長していく姿を描いた、こじらせてきた分だけ幸せになれるハートウォーミングコメディになっております。本作にご出演されていますキャストの皆さん、そして監督に本日はお越しいただいておりますので、早速始めたいと思います。それでは、お呼びしたいと思います。皆様、盛大な拍手でお迎えください!池田エライザさん、オダギリジョーさん、渋川清彦さん、健太郎さん、そして片桐健滋監督です!

それでは皆様から一言ずつご挨拶を頂戴したいと思います。まずは本作の主人公・八雲御子を演じられました池田エライザさん、お願いいたします。

池田:皆さん、こんばんはー!

観客:こんばんはー!

池田:なんだか先ほど噂で、早い時間からこの雨の中、待ってくださった方もいらっしゃったと伺いました。本当にありがとうございます。今日は短い時間ですが、ちょっと冷え切った身体を暖かくできるような時間を過ごせればいいなと思っております。よろしくお願いいたします。

MC:ありがとうございます。よろしくお願いいたします。続いて、御子の叔父で、ルームロンダリングの仕事を斡旋している雷土(いかづち)悟郎役、オダギリジョーさん、お願いします。

オダギリ:オダギリです。よろしくお願いします。

MC:よろしくお願いします。オダギリさんは叔父さんの悟郎さんということですけれども、主人公を優しく見守る役どころだと思うんですが、池田さんとの共演の思い出が何かあればお聞かせください。

オダギリ:思い出…えーっとー…あのー…特にないです(笑)。

(会場爆笑)

オダギリ:すいません(笑)。無理矢理出すと、撮影中にペレット…?ペペット…?なんか太陽に向かって立つ…。

池田:あぁー!ミーアキャット!

オダギリ:あぁー!ミーアキャット!

(会場爆笑)

オダギリ:ミーアキャットをペットにしようかどうしようかを悩んでいらっしゃいました。

MC:池田さんが?

オダギリ:えぇ。それを強烈に覚えています。

池田:よく覚えていますね(笑)。

MC:それは結論は出たんですか?池田さん。

池田:今、ショウガラゴっていうサルに目移りしておりまして、サル飼いたいなぁって思っています。

MC:ありがとうございます(笑)。続いて、御子の仕事先の部屋に住まうパンクロッカーの幽霊・公比古(きみひこ)を演じられました渋川清彦さん、お願いいたします。

渋川:こんばんは。渋川です。人いっぱいいるなぁ~(笑)。津軽弁…津軽弁といっても少しだけなんですけどね、パンクロッカーをやりました。金髪は自分で染めました。以上!よろしくお願いします。

MC:よろしくお願いします。そうだったんですね。渋川さん、いろいろな役をやってこられていますけれども、幽霊役は初めてじゃないかなと思うんですけれども。

渋川:そうですね。でも、監督があまり幽霊っぽくやらなくていいというか、普通の生身っぽくでいいと言っていたので、普段通りやりましたね。

MC:パンクスという感じも…。

渋川:パンクスなんだけど、監督がポーズをさせまして。俺は違うなぁと思ったんですけど、監督が言うから(笑)。

MC:ポーズはちょっとメタル寄りな感じがしますね。

片桐:すいません(笑)。

渋川:いやいや、大丈夫です(笑)。

MC:ありがとうございます(笑)。そして、御子がルームロンダリングをする部屋の隣人・虹川亜樹人を演じられました健太郎さん、お願いいたします。

健太郎:皆さん、こんにちは!虹川亜樹人役を演じさせてもらいました、健太郎です。今まで演じたことがない役柄で、初めてのコンビニ店員をやってすごく楽しい撮影でした。今日はよろしくお願いします。

MC:ありがとうございます。そうですよね。健太郎さんもあまり今まで演じられてきた役柄のイメージとは違うような、オタク系の男性で。

健太郎:そうですね(笑)。

MC:不器用な男性でしたね。いかがでしたか?難しかったところは?

健太郎:一つ、キーポイントとして眼鏡があったので、その眼鏡の開け方はいろんなパターンをやってみました。

MC:御子との不器用合戦がかなりおもしろかったですね!ぜひご期待いただきたいと思います(笑)。ありがとうございます。最後に、本作の脚本と監督を務められました片桐健滋監督、お願いいたします。

片桐:監督と脚本をやらせていただきました、片桐です。今日はこんな雨の日にたくさんの方に来ていただけてすごく嬉しいです。今日はよろしくお願いいたします。