原作発行部数5,000万部を突破し、今なお世界中で絶大な人気を誇る漫画「シティーハンター」。昨年のTVアニメ放送開始30周年を機に新企画として始動したアニメーション映画が、2019年2月8日に公開される。このほど、本作のタイトルが『劇場版シティーハンター＜新宿プライベート・アイズ＞』に決定。併せてゲスト声優として、飯豊まりえ、お笑いコンビ、チュートリアルの徳井義実が参加することが発表され、予告編と本ポスタービジュアルがお披露目となった。

新宿を舞台に様々な依頼を受け、法で裁けぬ悪と闘う「シティーハンター」こと冴羽獠。超一流の射撃の腕をもつ、裏社会ナンバー1の始末屋（スイーパー）だが、無類の女好き。相棒の槇村香は、依頼人の女性に手を出そうとする獠を時に“撃退”しつつも、仕事のパートナーとして獠を支え成長していく。北条司による原作は、1985年より「週刊少年ジャンプ」で連載開始。1987年にはTVアニメの放送が開始され、シリーズ140話、スペシャル3作に加え、劇場版3作を数える大ヒット作となっている。

ゲスト声優として参加する飯豊が演じるのは、冴羽獠にボディーガードを依頼する、モデルで女子大生の進藤亜衣（しんどう・あい）。今回が声優初挑戦とは思えないほど堂々とした演技を披露した飯豊は、「沢山のファンがいる『シティーハンター』のヒロイン役を演じられて本当に光栄です。“声優デビュー”なのでとても緊張していますが、同時にすごく楽しみでワクワクしています」と熱い意気込みを語っている。なお、徳井が演じる個性的なキャラクターは、後日発表される。

予告編では、“シティーハンター”冴羽獠の名ゼリフや、槇村香の“100tハンマー”がさく裂するというファン感涙のシーンも復活。また、美樹や海坊主などおなじみのオリジナルキャラクターに加え、新キャラクターも登場。大企業ドミナテックのCEOであり、香の幼馴染である御国真司（みくに・しんじ）の声は山寺宏一が務め、謎の武器商人ヴィンス・イングラードを大塚芳忠が演じる。本作では、舞台となる現代の新宿の街並みもリアルに再現され、スマホやドローンなど最新鋭のアイテムも続々登場する。

そして、エンディングテーマがTM NETWORKの名曲「Get Wild」に決定。『シティーハンター』の代名詞とも言えるこの名曲が、物語にさらなる期待と興奮をもたらす。

『劇場版シティーハンター＜新宿プライベート・アイズ＞』
2019年2月8日（金） ロードショー
総監督：こだま兼嗣
原作：北条司
脚本：加藤陽一
キャラクターデザイン：高橋久美子
チーフ演出：佐藤照雄　京極尚彦
アニメーション制作：サンライズ
出演：神谷明　伊倉一恵　飯豊まりえ　山寺宏一　一龍斎春水　玄田哲章　小山茉美　大塚芳忠　徳井義実（チュートリアル）
配給：アニプレックス

(C)北条司/NSP・「2019 劇場版シティーハンター」製作委員会