『スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ、そしてマーベル・シネマティック・ユニバース入りを果たした『スパイダーマン:ホームカミング』に続き、新たなるスパイダーマンの誕生となるアニメ版『スパイダーマン:スパイダーバース』が、2019年3月8日より公開される。このほど、TK from 凛として時雨の新曲「P.S. RED I」が本作の日本語吹替版主題歌に決定し、併せて日本版予告編がお披露目となった。
主人公は、ニューヨーク・ブルックリンで暮らす少年マイルス・モラレス。彼が暮らす世界には、スパイダーマンのマスクをかぶることができるのは一人だけではない、無限の可能性が秘められた<スパイダーバース>が存在していた。マイルスの師となるピーター・パーカーのスパイダーマンのほか、本作では時空がゆがめられたことによって様々な次元のスパイダーマンが一堂に会することから、スパイダー・グウェンなどのスパイダーマンたちも登場する。
日本語吹替版で若きフレッシュな新生スパイダーマン、マイルス・モラレスの声を担当するのは小野賢章。そしてそんなマイルスを導く師匠であり、『スパイダーマン』シリーズでお馴染みのキャラクター、ピーター・パーカーの声は宮野真守が務める。また、女性スパイダーマンであるスパイダーグウェン(グウェン・ステイシー)の声は悠木碧が担当する。
独創的、かつ革新的な映像で描かれる本作品の世界観を彩るのは、今回ハリウッド映画と初タッグとなるTK from 凛として時雨。本作の日本語吹替版主題歌として書き下ろされた新曲「P.S. RED I(ピーエスレッドアイ)」が、スタイリッシュな新生スパイダーマンの魅力を一気に加速させる。また、日本語吹替版の音響監督を、日本を代表する存在である岩浪美和が務める。
■TK from 凛として時雨 コメント
Q:本作の日本語吹替版主題歌に決定したことへの感想
スパイダーマンの話が僕のところに降ってくると思っていなかったので、すごく嬉しいですし、今回はスパイダーマンの映画としては初めてのアニメ化ということなので、自分自身もどのような楽曲を創り出せるか楽しみでした。
Q:スパイダーマンの映画シリーズについて
もともと、僕がバンドをやり始めるかどうかという時期に映画館に見に行きました。その当時は学生だったと思うのですが…すごく多感な時期でしたし、ヒーローものでありつつ人間の強い部分と弱い部分が同時に描かれているという作品というのが当時はあまりなく、そのシナリオ自体がすごく斬新でしたし、大好きな映画でした。
Q:今回制作された楽曲について
まずは自分自身の意識をスパイダーマンにどれだけ溶け込ませられるか、というのが課題でした。ごく普通の少年が抱いている葛藤やコンプレックス・・そういったものをちゃんと自分の中にある葛藤と結びつけて、それをどれだけスパイダーマンの世界と繋げられるか、ということと、言葉遊びなどで疾走感を出したり、その中にメッセージを込めるというところをすごく意識しました。
Q:皆様へのメッセージ
今回スパイダーマンということで、僕もニューヨークへ行ってレコーディングをしてきましたので、その空気感をあわせて感じてもらえたら嬉しいなと思います。
『スパイダーマン:スパイダーバース』
2019年3月8日(金) 全国ロードショー
監督:ボブ・ペルシケッティ ピーター・ラムジー ロドニー・ロスマン
製作:アヴィ・アラド フィル・ロード&クリストファー・ミラー
脚本:フィル・ロード
日本語吹替版主題歌:TK from 凛として時雨「P.S. RED I」
日本語吹替版声優:小野賢章 宮野真守 悠木碧
音響監督:岩浪美和
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【ストーリー】 ニューヨーク、ブルックリン。マイルス・モラレスは、頭脳明晰で名門私立校に通う中学生。彼はスパイダーマンだ。しかし、その力を未だ上手くコントロール出来ずにいた。そんなある日、何者かにより時空が歪められる大事故が起こる。その天地を揺るがす激しい衝撃により、歪められた時空から集められたのは、全く異なる次元=ユニバースで活躍する様々なスパイダーマンたちだった―。