クリント・イーストウッド監督・主演最新作 麻薬カルテルの“運び屋”となった老人の実話『運び屋』2019年3月公開!

『許されざる者』(1992)、『ミリオンダラーベイビー』(2004)で2度のアカデミー賞作品賞と監督賞を受賞、大ヒット作『アメリカン・スナイパー』(2014)を手掛けた巨匠、クリント・イーストウッド監督・主演最新作『THE MULE』(原題)が、邦題『運び屋』として、2019年3月8日より公開されることが決定した。併せて、特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、2014年6月に「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」に掲載された「シナロア・カルテルの90歳の運び屋」という記事をもとに、イーストウッド監督作『グラン・トリノ』の名手ニック・シェンクが脚本化。商売に失敗した孤独な90歳の主人公アール・ストーンは、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられ引き受けるが、それは実は、メキシコの麻薬カルテルの“運び屋”だった。原題“THE MULE”は、“動物のラバ”、転じて“運び屋”を意味している。

主人公アール・ストーンに扮するのは、監督のクリント・イーストウッド。自らの監督作品で主演を務めるのは、『グラン・トリノ』(2008)以来10年ぶりとなり、前作『15時17分、パリ行き』(2017)からわずか1年、88歳とは思えぬハイペースな仕事ぶりで監督も兼ねる。アールを追いつめる麻薬取締局の捜査官には、イーストウッド監督とタッグを組んだ『アメリカン・スナイパー』でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされたブラッドリー・クーパー。このほか、『TINA ティナ』のローレンス・フィッシュバーン、『ゴッドファーザー PARTⅢ』のアンディ・ガルシア、『オデッセイ』のマイケル・ペーニャ、『ハンナとその姉妹』、『ブロードウェイと銃弾』のダイアン・イーストといったアカデミー賞常連俳優が脇を固め、実際の親子であるアリソン・イーストウッドが主人公の娘役として出演、さらに『死霊館のシスター』の新鋭タイッサ・ファーミガが名を連ねる。

特報映像は、イーストウッドの独特の存在感を日本のファンに定着させた故・山田康夫の声質を受け継いだ俳優・声優の多田野曜平がナレーションを担当している。

『運び屋』
2019年3月8日(金) 全国ロードショー
監督・出演:クリント・イーストウッド
脚本:ニック・シェンク
出演:ブラッドリー・クーパー ローレンス・フィッシュバーン アンディ・ガルシア マイケル・ペーニャ ダイアン・ウィ―スト アリソン・イーストウッド タイッサ・ファーミガ
配給:ワーナー・ブラザース映画

【ストーリー】 アール・ストーン(クリント・イーストウッド)は金もなく、孤独な90歳の男。商売に失敗し、自宅も差し押さえられかけたとき、車の運転さえすればいいという仕事を持ちかけられる。それなら簡単と引き受けたが、それが実はメキシコの麻薬カルテルの「運び屋」だということを彼は知らなかった…。

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