古書店を営むかたわら、依頼人からの復讐代行を担っているカモとトラを描く物語で、累計350万部を突破している大ヒット漫画を、新井浩文、林遣都のダブル主演で実写映画化する『善悪の屑』が、12月よりクランクイン、2月には完成し、2019年に公開されることが決定した。
監督には、『貞子VS伽椰子』『不能犯』など大ヒット映画を手掛け、来年には『地獄少女』の公開も控えるなど今の映画界を牽引する白石晃士監督。出演陣は、鴨ノ目武(カモ)役に、数々の映画・ドラマの話題作に引っ張りだこであり圧倒的存在感を誇る新井浩文、相方である島田虎信(トラ)役に、現在放映中の「リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~」でも世間の大きな注目を集めている林遣都が決定し、二人のダブル主演による新しいバディものが誕生する。さらに、今年「non-no」で初の単独表紙を飾り、『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』でも活躍するなど、モデルと女優の両フィールドで人気急上昇中の馬場ふみかがヒロイン・奈々子役を務める。
キャスト&スタッフ コメント
■新井浩文:鴨ノ目武(カモ)役
漫画を読んで思ったことは、これ実写化して大丈夫なんですかね。と素直に思いました。これから撮影に入りますが、原作の髪型に寄せるので、普段恥ずかしくないように、新しい帽子を買います。
■林遣都:島田虎信(トラ)役
原作を読ませて頂き、人間誰しもに潜む怪物を呼び覚ましてしまう、ある意味恐ろしい作品といった印象でした。これから撮影がはじまりますが映画だからこそできる、やるべき作品への出演に心が踊っております。悲しみを抱えながら正気と狂気の狭間を行き来し、その瞬間を存分に味わい尽くしたいと思っております。
■馬場ふみか:奈々子役
初めて原作を読んだ時にまず思ったのが本当に映像化できるんだろうか、と思ったほど衝撃の連続でした。今までにない残虐な、それでいて人間の愛を感じる新しい復讐劇になるはずです。復讐とは、善とは、悪とは何か?誠心誠意向き合い、撮影に臨みたいと思います。
■白石晃士監督
こんな仕事を待ってました。この映画、私がやらずに誰がやります?どう考えても、やるべくしてやることになった映画です。原作の名に恥じぬよう、夢のようなキャストの皆さんとともに、思いきりブチかまします。乞うご期待!
■原作者・渡邊ダイスケ
この度、白石監督をはじめ素晴らしいキャスト、スタッフの方々に映像化をして頂く機会に恵まれました。是非、白石監督や皆さんの手で、僕が描いた原作とは一味違う「善悪の屑」を作って頂けたら幸いです。
『善悪の屑』
2019年 全国公開
監督:白石晃士
原作:渡邊ダイスケ「善悪の屑」「外道の歌」(少年画報社「ヤングキング」連載)
脚本:城定秀夫 白石晃士
出演:新井浩文 林遣都 馬場ふみか
配給:日活
©2019日活