BEGINの描き下ろし新曲「君の歌はワルツ」が主題歌に決定!『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』予告編&ポスタービジュアル

2013年にWEBマガジン「くらげバンチ」にて連載がスタートした、宮川サトシによるエッセイ漫画の映画化となる『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』が、2019年2月22日より公開されることが決定し、併せて本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。さらに、本作の主題歌がBEGINの描き下ろし新曲「君の歌はワルツ」に決定した。

原作は、作者の宮川サトシが実際に体験した母との最期の日々から葬儀、そしてその後の生活の日々を、母親への溢れる愛情をふんだんに散りばめて描いた同名エッセイ。AmazonレビューやSNS、バンド「SEKAI NO OWARI」のボーカルのFukaseが絶賛したツイートも話題となり、500万PVを記録した。

監督・脚本は、第35回モスクワ国際映画祭審査員特別賞、第56回ブルーリボン賞監督賞を受賞した『さよなら渓谷』をはじめ数多くの秀作を生み出し、樹木希林出演の『日日是好日』も手掛けるなど国内外で高い評価を得ている大森立嗣。主人公サトシを、演劇ユニット「TEAM NACS」での活動をはじめ、映画『銀魂』、『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』、『愛しのアイリーン』、ドラマ「下町ロケット」シリーズ、「正義のセ」など数々の話題作に出演する安田顕が演じる。息子思いでパワフルなサトシの母・明子には、『楢山節考』、『うなぎ』などの今村昌平、黒澤明ら名監督が手掛けた作品に数多く出演している倍賞美津子。サトシの恋人・真里役には、NHK連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」でヒロインを演じた松下奈緒。このほか、サトシの兄・祐一に数多くの映画やドラマで活躍する村上淳、そして妻を失い生きる気力を失いながらも新しい人生に踏み出すサトシの父・利明役を日本が誇る名優、石橋蓮司が演じる。

BEGINが描き下ろした楽曲「君の歌はワルツ」は予告編にて初公開となる。また、劇中の音楽は「あまちゃん」の音楽を手掛けた大友良英が担当する。老若男女に愛される温かな楽曲が、家族の思い出と始まりの物語を美しく、優しく包み込む。

■島袋優(BEGIN) コメント
実は僕も母親を亡くしてて、あの時こうすれば良かった、もっとできたんじゃないかっていう胸の葛藤だったりいろんな感情が入り混じった時期が長くあったけど、それをすごくやさしく暖かく描いた映画だなと思いました。今回の楽曲は来年も再来年もこの先いつ聴いても、同じ感覚で聞けるような曲になったらいいなと思って、奇をてらわずストレートに書きました。

『母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。』
2019年2月22日(金) 全国順次ロードショー
監督・脚本:大森立嗣
原作:宮川サトシ「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」(新潮社・BUNCH COMICS)
音楽:大友良英
主題歌:BEGIN「君の歌はワルツ」(テイチクエンタテインメント/インペリアルレコード)
出演:安田顕 倍賞美津子 松下奈緒 村上淳 石橋蓮司
配給:アスミック・エース

【ストーリー】 2012年・春。30代後半になるサトシは、自分の母と永遠に別れる日が来るなんて思ってもいなかった。子供の頃から病気がちで泣き虫でお調子モノだったサトシは、いつも優しく強い母に救われてきたのだ。そんな母が突然がんを告知されたのは2年前のことだった。それまで母が自分にかけてくれていた言葉を今度はサトシがかける番になる。「俺がいるから大丈夫だよ、お袋は必ず助かるから」―。百度参り、修行僧の様な滝行、国産野菜のジュース作り…サトシは母の為にがむしゃらになる。そんなサトシを優しく支えたのは恋人の真里だった。そして…母と別れて1年後。すっかり生きる気力を失っていた父と兄も新たな人生へのスタートをきった頃、サトシの元に突然、母からプレゼントが届く。それは、想像をはるかに超えた驚くべき“スペシャルな贈り物”だった―。

©宮川サトシ/新潮社 ©2019「母を亡くした時、僕は遺骨を食べたいと思った。」製作委員会