マーベル・コミックで高い人気を誇るキャラクター、ヴェノムを描くトム・ハーディ主演の映画『ヴェノム』が11月2日より公開となる。このほど、日本語吹替版で中村獅童が演じるマーベル史上最も残虐な悪・ヴェノムと、そんな最悪の存在に寄生される敏腕記者エディ・ブロック(トム・ハーディ)役の諏訪部順一との間で起こる主導権争いの幕開けとなる本編映像が、バイノーラル録音した日本語吹替版でお披露目となった。
スパイダーマンの最大の宿敵としても知られるヴェノムを描く本作。公開された映像は、エディが初めて自分が宿してしまった“ヴェノム”と面と向かって対峙をするという場面。開口一番「オレはヴェノム お前は俺のものだ」と凄むヴェノムは、<ライフ財団>のドレイクが持つロケットのもとへ向かうのに協力をすれば生かしてやると、半ば脅迫じみた口調でエディへ取引を持ち掛ける。自分の身の安全と引き換えに、善悪の分別も付かない残虐な“ヴェノム”の手助けをするという内容に、彼は途方に暮れるしかない。「取引成立だな―。」悪との契約を結ぶエディは、このまま本当に悪に染まってしまうのか。
『ヴェノム』
11月2日(金) 全国ロードショー
監督:ルーベン・フライシャー
脚本:スコット・ローゼンバーグ&ジェフ・ピンクナー ケリー・マーセル ウィル・ビール
出演:トム・ハーディ ミシェル・ウィリアムズ リズ・アーメッド スコット・ヘイズ リード・スコット
日本語吹替:中村獅童 諏訪部順一
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
【ストーリー】 《誰もが望む、歴史的偉業》を発見した<ライフ財団>。それは、世界を変えるはずだった―。正義感溢れるジャーナリスト、エディ・ブロック(トム・ハーディ)は、そのライフ財団が人体実験で死者を出しているという噂を突き止めるために取材を試みるも、人体実験の被験者との接触により、“シンビオート”(地球外生命体)に寄生されてしまう。この意思を持った生命体が語りかける声が聞こえ始めたエディの体には、とてつもない変化が起きていた。彼の中で解き放たれた<悪>が、体を蝕み、増殖していく―。エディと一体となったヴェノムは、「俺たちは―ヴェノム」と名乗りをあげ、ヴェノム誕生の時がついに訪れた!
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