森田芳光監督全作品を上映&ライムスター宇多丸が語り尽くすイベント「2018年の森田芳光」11月より開催!

2011年に急逝するまでの30年間、日本映画のトップを走り続けてきた森田芳光監督の全作品を上映する、ライムスター宇多丸の発案による企画「2018年の森田芳光 -森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし-」が、11月3日から12月16日までの毎週末に池袋・新文芸坐にて開催されることが発表された。

イベントは全27公演で、森田監督全作品の上映に加え、ライムスター宇多丸が、森田作品のプロデューサーであり監督の夫人でもある三沢和子を迎え、全回1時間たっぷりと語る。さらに、5作品鑑賞者には映画『の・ようなもの』のフィルムしおりが特典としてプレゼントされる。

■宇多丸(ライムスター) コメント
2011年に急逝するまでの約30年間、自主制作の実験精神を保ったまま、日本映画界のトップ監督としてキャリアを更新し続けた森田芳光。ただし、全作に彼ならではの先進的なコンセプトが込められているからこそ常にスリリングだったモリタ映画ですが、それゆえ作品によっては、時代に先駆け過ぎていたりアイデアが先走っていたりで、十分な評価や理解が得られているとは言い難いものも多々残されている、というのが現状だと思います。そこで今回の連続上映。森田作品のプロデューサーであり監督の奥様でもある三沢和子さんの貴重なお話をうかがいつつ、「今」の視点からそのフィルモグラフィを見つめ直し、前述のギャップを出来る限り埋めてゆくことで、森田芳光というこの稀有な映画作家の全体像に、改めて迫ろうという試みです。聴き手役を仰せつかり、その歴史的重責に震えております……!

▲『それから』(c)東映

▲『武士の家計簿』 (c) 2003 磯田道史/新潮社 (c)2010「武士の家計簿」製作委員会

▲『メイン・テーマ』 (c)KADOKAWA 1984

▲『家族ゲーム』(C)1983 日活/東宝

▲『間宮兄弟』 (c)2006『間宮兄弟』製作委員会

▲『僕達急行 A列車で行こう』 (c)東映

■「2018年の森田芳光 -森田芳光全作品上映&史上初!ライムスター宇多丸語り下ろし-」イベント詳細
開催日:11月3日(土)~12月16日(日)までの毎週末
チケット価格:前売 1,500円/当日 1,800円
チケット一般発売日:9月22日(土)10:00~(チケットぴあ、新文芸坐窓口にて取り扱い)
会場:新文芸坐
主催:ぴあ 新文芸坐
※上映スケジュールほか詳細:新文芸坐 公式サイトhttp://www.shin-bungeiza.com/