鉄拳のパラパラ漫画の実写化となる、岡田将生主演の映画『家族のはなし』が、11月23日より公開されることが決定した。
挫折を経験しながらも人生を必死に生きる青年と、そんな彼をそっと見守る両親の姿を描く本作。上京してバンド活動を営むが挫折し帰郷した主人公・拓也を岡田将生が演じ、リンゴ作り一筋で、葛藤し成長していく息子を不器用ながらもじっと見守る父親・小林徹に時任三郎、父と息子を見守る優しい母親・小林愛子に財前直見が扮する。さらに、拓也に時には厳しく時には優しく隣で助言をする地元の同級生・明日香役に成海璃子。このほか、金子大地、佐藤寛太、水田信二(和牛)、渡辺憲吉が脇を固める。
原作は、鉄拳が2013年に信濃毎日新聞との企画として発表したパラパラ漫画で、第17回「アジア太平洋広告祭」にてフィルム部門とプレス部門をダブル受賞し、ネット上をはじめ各所で話題を集めた。本作では、鉄拳がアートディレクターとしても参加しており、劇中では鉄拳が本作のために書き下ろしたパラパラ漫画と実写映像がコラボするという新たな試みに挑戦している。
監督を務めるのは、WOWOW「連続ドラマW 海に降る」やNHK「絆~走れ奇跡の子馬~」の山本剛義。主題歌と劇中楽曲は、新進気鋭のバンド、サイダーガールが担当する。併せて、9月21日より劇場前売り券(ムビチケ)が発売開始となる。
『家族のはなし』
11月23日(金) イオンシネマほか全国ロードショー
監督:山本剛義
出演:岡田将生 成海璃子 金子大地 佐藤寛太 水田信二(和牛) 渡辺憲吉 財前直見 時任三郎
配給:KATSU-do
【ストーリー】 リンゴ農園を営む優しい両親とその一人息子・拓也。上京しバンド活動を営むが挫折。そんな彼を優しく見守る両親。しかし、両親の気持ちを疎ましいと感じ、苛立ちを常にぶつけてしまう。大学中退の秘密を持って帰郷した拓也だが、父、徹も拓也に言えない秘密があって―。
Ⓒ「家族のはなし」製作委員会