ガリットチュウ(福島善成・熊谷岳大)、庄司智春、とにかく明るい安村らパパ芸人が大集合!『スカイスクレイパー』公開記念イベント レポート

『パシフィック・リム』、『ジュラシック・ワールド』、『キングコング:髑髏島の巨神』のレジェンダリー・ピクチャーズが贈る、ドウェイン・ジョンソン主演のアクション大作『スカイスクレイパー』が9月21日より公開となる。このほど、9月11日に東京・スターライズタワーにて公開記念イベントが実施され、ガリットチュウの福島善成・熊谷岳大、品川庄司の庄司智春、とにかく明るい安村が、家族のために日夜頑張るパパ芸人として体操服を着て集結した。

秋の涼しさが訪れる運動会の季節ということで純白の体操服を身にまとった、品川庄司の庄司智春、ガリットチュウの福島善成、熊谷岳大、とにかく明るい安村がイチニ!イチニ!と大きな掛け声とともに元気に走って入場。短パンをはかず、自身のトレードマークである海パンスタイルに直接ハーネスを装着した安村が「この格好、こんなにモッコリが目立つなんて!」と会場を盛り上げると、福島さんが「私、この映画の東京版コラボポスターになっちゃったんです!ドウェインの奥さん役で、少し似てるときもあるんですがビックリの顔がまったく似てないんですよ!」と、これから大ジャンプに挑む会場を目にして全員テンションがあがっている様子だった。

家族のためにパパが大奮闘する本作にちなみ、自身が家族のために頑張ったことを聞かれた安村は「奥さんが買い物に行っているとき5歳の子供をお風呂に入れていたら、ウンチがしたいと言い出しまして。その場でしゃがみ始めてしまったので、すかさず手を出してキャッチしたんですけどそのまま流すこともできなくて、ウェイトレスのようにウンチを片手で持ち上げながら逆の手で子供の体を洗いました。親になると汚いとか気にならないです」と初っ端から強烈なエピソードを激白。これまで和製ロック様としてドウェインのモノマネも披露し、「ドウェイン演じる主人公が義足なんですけど、わたくし今日、痛風で足を引きずってます」と告白した福島は、この日も体を張ってドウェインになりきりながら「最近忙しくさせて頂いているんですが、休みの日には家族のマッサージをしてます。嫁50分、ラグビーと柔道をやってる息子は30分、最後には犬もマッサージしてるんですよ」とまさに家族想いのエピソードを披露。未婚の熊谷は、つい最近彼女にフラれたことなどを暴露されタジタジになりながら「実家が貧乏で、母は虫歯だらけで歯がないのでやわらかい天ぷらをご馳走しました!」としっかり親孝行している様子で、庄司は「1万円で極寒雪山生活、野生のゴリラに会いに行くとかクレイジーな仕事が来ることが多いんですが、一番キツイのはパチンコの営業。ありがたいんですけど、最後には誰も見てないステージで『どうもありがとうございましたー!』と挨拶しているときは、家族のために頑張ってるなあ…と感じます!」と明かした。

さらに、パパという立場から史上最大のピンチを感じた出来事に話が及ぶと、安村からは「子供と2人で家にいたときに、トイレから子供が『変なチョンマゲの男の子がいるー!』と笑いながら言ってきたんですが、誰もいないんです。確実にお化けがいる話をしてるので、めちゃくちゃこえーなと思ってたら、『いま父ちゃんの後ろにいるー!』と…。ビビっていないフリをして、そのまま寝ました」とまたもや恐ろしいエピソードが。福島は「娘の初節句で親戚一同が我が家に集まっていた時、小さな息子が箱を開けて、エッチなDVDとかをみんなの前で全部取り出してまして…。みんな、ヤバイヤバイと。そのまま嫁に耳元で『あんた殺すよ』と言われました」と家族のピンチを振り返り、庄司は「買い物をしたらお互いに報告することを夫婦のルールにしてるんですが、僕が高いスタジャンを買ったときにどこか良いタイミングで奥さんに報告しようと思っていたんですが、車のトランクに入れていたのを忘れていたんです。車のバッテリーが上がってしまったときにJAFの方を呼んで、トランクをあけたらスタジャンが出てきてしまい、奥さんがめちゃめちゃ怒っちゃって…。車のバッテリーじゃなくて嫁のバッテリーが上がっちゃいましたね!」と見事なオチをつけ会場は爆笑の渦に。

また、家族のためにかなえたい野望を聞かれ、安村は「韓国進出を狙っているので、世界に向けてやっていきます!アンシムハセヨ、イップクイゾヨ!(安心してください、履いてますよ)」と韓国語バージョンで持ちネタをアピール。福島は「船越英一郎さんのモノマネで2時間ドラマを撮りたいです」とますますモノマネに磨きをかけていくこと、熊谷は「カニを食べられる箱根旅行に母を連れていきたい」とさらなる親孝行、庄司は「ジムの経営です!奥さんもヨガのインストラクターだし、(相方の)品川も柔術やってるので」と関係者一同でジムをやりたい夢を明かすと周りから「ミキさんロングブレスもやってますしね」と奥さんの名前をイジられ「ロングブレスダイエットの美木さんじゃないです!フゥ~のほうじゃないです!」と鋭くツッコみ会場を盛り上げた。

そして、いよいよ主人公ウィルが家族を救うために超高層ビルに向かってジャンプする大迫力のシーンを超えるべく、家族が喜ぶ豪華賞品をかけた大ジャンプに挑むことに。実際にそのシーンの映像を見た一同は「あれは届かないんじゃない!?角度的にヤバかったよ!?」と騒ぎ出し、庄司さんは「このドウェインが飛んでる時の姿勢、ロングブレスのフゥ~のポーズしてますね!!」とまさかの一致に大興奮。前方に吊るされた劇中に登場する超高層ビルのシンボル”ザ・パール”を模した球体のパールに届けば成功ということで、審判員を務めることになった未婚の熊谷がまずはじめにデモンストレーションを行うことに。高さ十分のジャンプを見せるも惜しくも届かず、「前への推進力が足りなかったですね。距離、カッコよさ、そして家族を守るんだ!という気合がポイントです!」とコツを熱く伝授した。

トップバッターは、甲子園出場経験を持ち運動にも自信を見せる安村。陸上競技さながら拍手を要求して気持ちを高め、「履いてますよぉぉぉぉぉ!」と絶叫しながらかなり良い軌道で飛び出すも空中で履いてますよのポーズをキメてしまい、残念ながら失敗。熊谷に「履いてますよ、がカッコ悪かったですね」と厳しい評価を下されてしまった。

続いて挑戦するのは庄司。体操服を脱ぎ捨て鍛え上げられた肉体を見せつけ、気合十分で「ミキティィィィィィ!!」とこの日最高の高さを出すも距離が伸びず。庄司は「上のほうでフゥ~をやろうと思ったんですがその余裕がなかった…」と残念そうなコメント。

最後のチャレンジとなった福島は痛風を押しながら大きなジャンプを見せ、届かなかったように見えたものの足搔きを繰り返して奇跡的に空中を泳ぎながらパールにタッチ。なんとか大成功し、ザ・パールを模した金のトロフィーを受け取った福島が勝ち取った豪華賞品は、“この場でネタを披露できる権利”。多数の報道陣の前で爆笑をとって仕事も倍増、パパのおかげで家族も幸せ、ということで「予防接種を受ける子供のモノマネ」、「男性に迫られるときの女性のリアクション」と得意のマニアックモノマネで会場を笑いに包んだ。最後には、全員が「愛してるよ!!」と家族愛を叫び、パパが頑張る姿とともに映画をアピール。終始爆笑がやまない大盛り上がりのイベントとなった。

『スカイスクレイパー』
9月21日(金)全国公開
監督:ローソン・マーシャル・サーバー
出演:ドウェイン・ジョンソン ネーヴ・キャンベル パブロ・シュレイバー チン・ハン ローラン・モラー ハンナ・クインリヴァン
配給:東宝東和

【ストーリー】 香港、ビクトリア湾の一角に優雅にそびえ立つ史上最大の超高層ビル「ザ・パール」。元FBI人質救出チーム隊長のウィルはこのビルの98階に家族とともに暮らしている。ある日ビルのオーナーであるツァオに呼ばれたウィルは、ビルの安全管理システムを24時間以内に分析せよと依頼を受け、ビルのアクセス権限のマシンコードを託されるが…。

© Universal Pictures