『愛しのアイリーン』第23回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門へ正式出品決定!主演の安田顕&吉田恵輔監督よりコメント

「ザ・ワールド・イズ・マイン」「宮本から君へ」を手掛けた新井英樹の同名コミックを、安田顕主演、吉田恵輔監督で実写映画化した『愛しのアイリーン』が、9月14日より公開となる。このほど、10月4日から13日に韓国にて開催される第23回釜山国際映画祭「アジア映画の窓」部門へ本作が正式出品されることが決定し、併せて、主演の安田顕、吉田恵輔監督から喜びのコメントが寄せられた。

本作は、42歳の恋愛経験なしの男と貧しく若いフィリピン女性の国際結婚を軸に、夫婦、親子、家族における壮絶な愛の形をダイナミックに描ききった異色のラブストーリー。監督を務めるのは、『ヒメアノ~ル』『犬猿』を手掛け、「愛しのアイリーン」を“最も影響を受けた漫画”と公言する吉田恵輔。主人公の岩男を、稀代のカメレオン俳優、安田顕が演じる。共演陣には、岩男の母にして強烈な愛憎でアイリーンを追い詰める姑ツル役を木野花、深遠なるヤクザ塩崎役を伊勢谷友介、さらに本作のヒロインであるアイリーン役をフィリピンオーディションで吉田監督により見出された新星ナッツ・シトイが演じる。

今回の釜山国際映画祭への正式出品決定を受けて、主演を務める安田顕は「この映画が多くの方の目に届く機会ができて、嬉しいです。この作品に込められたテーマ、熱量が、アジア含め、海外の方々がどのように感じるか、とても楽しみです」と喜びのコメント。吉田恵輔監督は「20年前、塚本晋也監督のスタッフとして訪れた、生まれて初めての映画祭。まさか自分が監督となり再び訪れることになるとは。こんなに嬉しい事はないです。皆様に感謝!!」と期待を込めたコメントが寄せている。

『愛しのアイリーン』
9月14日(金)、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国ロードショー
監督・脚本:吉田恵輔
原作:新井英樹「愛しのアイリーン」(太田出版刊)
音楽:ウォン・ウィンツァン
主題歌:奇妙礼太郎「水面の」(WARNER MUSIC JAPAN/HIP LAND MUSIC CORPORATION)
出演:安田顕 ナッツ・シトイ 河井青葉 ディオンヌ・モンサント 福士誠治 品川徹 田中要次 伊勢谷友介 木野花
配給:スターサンズ

【ストーリー】 寒村の地。久方ぶりに岩男(いわお)が帰省したその日は、死んだことすら知らなかった父親の葬儀中だった。しかも岩男はフィリピンで買って来た嫁、アイリーンを連れていた!42歳まで恋愛を知らずに生きてきた岩男に無邪気にまとわりつくアイリーン。騒つく参列者たちの背後から現れたのは、ライフルを構えた喪服姿の母親ツル。今、戦慄の来訪記が幕を開ける―。

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