『ロブスター』を手掛けたギリシャの鬼才ヨルゴス・ランティモス監督が、『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンとタッグを組んだ最新作『THE FAVOURITE』(原題)が、2019年2月より公開となる。このほど、日本時間8月31日に行われる第75回ベネチア映画祭コンペ部門でのワールドプレミアを目前に、海外版ポスタービジュアルがお披露目となった。
物語の舞台は、18世紀初頭のフランスとの戦争状態にあるイングランド。病身で気まぐれな女王アンが王位にあり、幼馴染のレディ・サラが彼女を動かし絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイルが召使いとして参内し、再び貴族の地位に返り咲く機会を伺おうとする。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。
監督は、『ロブスター』でカンヌ国際映画祭審査員賞、『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』でカンヌ国際映画祭脚本賞を受賞したギリシャの鬼才、ヨルゴス・ランティモス。出演は、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞主演女優賞を受賞し、最新作『バトル・オブ・ザ・セクシーズ』でもさらなる新境地を開いたエマ・ストーン、オスカー女優のレイチェル・ワイズ、ゴールデン・グローブ賞とエミー賞に輝く名女優オリヴィア・コールマンら実力派女優に加え、『X-MEN』シリーズのニコラス・ホルト、『ビリー・リンの永遠の一日』のジョー・アルウィンといった英国俳優が脇を固める。
海外版ポスタービジュアルは、グレートブリテン王国に君臨する女王アン(オリヴィア・コールマン)の口の上にまたがり、女王の親友レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)がパールの鎖を掲げ、サラの従妹で召使のアビゲイル(エマ・ストーン)が目を洗う仕草をしており、3人の女性の関係、そして今後待ち受ける王室と英国の波乱を表すかのようなビジュアルとなっている。
『THE FAVOURITE』(原題)
2019年2月、全国ロードショー
監督:ヨルゴス・ランティモス
出演:エマ・ストーン レイチェル・ワイズ オリヴィア・コールマン ニコラス・ホルト ジョー・アルウィン
配給:20世紀フォックス映画
【ストーリー】 18世紀初頭、フランスとの戦争状態にあるイングランド。虚弱な女王アン(オリヴィア・コールマン)が王位にあり、彼女の幼馴染レディ・サラ(レイチェル・ワイズ)が病身で気まぐれな女王を動かし、絶大な権力を振るっていた。そんな中、没落したサラの従妹アビゲイル(エマ・ストーン)が召使いとして参内し、その魅力がレディ・サラとアン女王を引きつける。レディ・サラはアビゲイルを支配下に置くが、一方でアビゲイルは再び貴族の地位に返り咲く機会を伺っていた。戦争の継続をめぐる政治的駆け引きが続く中、急速に育まれるサラとの友情がアビゲイルにチャンスをもたらすが、その行く手には数々の試練が待ち受けていた。
(C)2018 Twentieth Century Fox