高橋和也、岡田浩暉が握手会開催を希望!?『たった一度の歌』東京凱旋舞台挨拶レポート

埼玉県本庄市を舞台に、人生の後半戦に入った者や、まだ夢見る者、それぞれが織りなす現実と夢を「歌」に込めた、ハートフルでソウルフルな奇跡と感動の物語『たった一度の歌』が埼玉県での先行上映での好評を受け、東京凱旋公開が決定した。それを記念し、8月25日にユナイテッド・シネマアクアシティお台場にて舞台挨拶が行われ、高橋和也、岡田浩暉、UEBO、蔵下穂波、田嶋高志、須藤叶希、宮武由衣監督が登壇した。

埼玉県での先行上映では好評を博し、6週間のロングランとなり、満を持して東京での凱旋公開が始まった本作。登壇中、主演の岡田浩暉は自身の実家が太田市ということもあり、客席に座っていた本庄市長・吉田信解氏に「太田市と本庄市は利根川を挟んで隣同士ですよね」と声を掛け、会場が盛り上がる場面も。今回、大御所歌手・後藤田と岡田浩暉が演じる肇の親友・紀彦と初の1人2役を演じた高橋和也は「後藤田役より紀彦役が難しかった。ずいぶんと監督から指導を受けました。だってあんなかわいすぎるおじさんいる!?」と発言し会場は爆笑に包まれた。また、今回、劇中で高橋、岡田らが「たった一度の歌」バンドとして歌った「LIFE」、「永遠の川」がCD発売され、映画を観た観客が買い求めていることが話題を呼んでいる。岡田は「付録はポストカードでなく握手券にしましょうよ!」と発言すると会場からは盛大な拍手が沸き起こった。

キャスト&監督 コメント

■高橋和也
(東京での公開日となる)8月24日は1988年の8月24日に男闘呼組がレコードデビューした日でして、あれから30年経って、もう49歳になりました。デビュー時は19歳で、当時は49歳ってかなり大人だなと思っていたのですが、今回『たった一度の歌バンド』としてみんなとコラボしてみて、気持ちとしてはまだ終わってないないと感じました。まだまだ音楽に対しての燃える気持ちは変わらないなと感じました。今作がまた東京上映から全国に広がっていくように『いちうた』と呼んで皆さんに広めてください。今日は本当にありがとうございました。

■岡田浩暉 
僕自身群馬県太田市出身で、利根川を挟んだ本庄市が舞台だったので田舎で撮影をしている様でした。今回の役は僕も高校の時にギターでデビューしようって誓い合ってた奴がいたので自分自身とかなり重なり合いました。みなさんのお陰でめでたく東京へ凱旋することができました。本当に嬉しく思います。

■宮武由衣監督
この映画は埼玉県本庄市をモチーフとした映画の第2弾として製作されました。第1弾は『地元の方々に喜んでいただく』ということをテーマに作りましたが、今作は『もっと普遍的なものに』ということをテーマに作りました。埼玉での先行上映を終えて、まずは第1ステージを終えることができました。東京での上映は第2ステージということで、ここが新たなステージだと思っています。今回本当にたくさんの方々に来ていただけで嬉しく思っております。ありがとうございます。

『たった一度の歌』
8月24日(金)より東京凱旋公開中
監督・脚本:宮武由衣
出演:高橋和也 岡田浩暉 UEBO 蔵下穂波 田嶋高志 須藤叶希 清水章吾 小林綾子
配給:トリプルアップ

【ストーリー】 本庄市役所に勤める肇は、桜祭りの準備に忙しい。この町から出た有名人・後藤田を迎えてのコンサートがあるのだ。そんな折、30年以上会っていなかった親友・紀彦が突然現れる。紀彦は今、後藤田のモノマネ歌手として活動していた。二人の再会は、旧交を温める暇もなく、桜祭りへと巻き込まれて行く。紀彦はなぜ突然故郷に帰ってきたのか?それぞれの思いが時を超えて絡み合い、ひとつのステージに引き寄せられていく。なりたい自分を思い描いたことのある、すべての人へ。“まち”が紡ぐ夢と挫折と再生の物語。

(C)2018映画「たった一度の歌」製作委員会