『バーフバリ』2部作誕生の原点として、日本公開が待望されていたS.S.ラージャマウリ監督作『マガディーラ 勇者転生』が8月31日に公開されることが決定した。
本作は、2009年に4億ルピー(約6億4000万円)という当時テルグ語映画史上最高の製作費を投じて製作され、本国では1000日を超えるロングランを記録した大ヒット作で、400年の時を越えた“運命の恋”がスケールの大きなアクションと共に描かれる。『バーフバリ』の原点ともいうべき史劇スペクタクルの見せ場も数多く、歌と踊りが満載のマサラ・ムービーとしての楽しさも存分に味わえる傑作として高い評価を獲得し、今も圧倒的な人気を誇るテルグ映画史上屈指の1本だ。
主演は、“スーパースター”ラジニカーントと並ぶ南インド映画界の伝説“メガスター”チランジーヴィの息子で、これが日本初登場となるテルグ映画のトップスター、ラーム・チャラン。ヒロインは『バードシャー テルグの帝王』のカージャル・アグルワール、他に『あなたがいてこそ』のスニール、『ムトゥ 踊るマハラジャ』のサラット・バーブなどが出演。“メガスター”チランジーヴィのカメオ出演&迫力のダンスも必見。監督・脚本のラージャマウリはじめ、原案、撮影、音楽、編集などスタッフはほぼすべて『バーフバリ』2部作と同じメンバーだ。
『マガディーラ 勇者転生』
8月31日(金)より新宿ピカデリー、なんばパークスシネマほか、全国順次ロードショー
監督・脚本:S.S.ラージャマウリ
出演:ラーム・チャラン カージャル・アグルワール スリハリ デヴ・ギル スニール サラット・バーブ
配給:ツイン
【ストーリー】 1609年、ウダイガル王国。近衛軍の伝説的戦士バイラヴァは、国王の娘ミトラ姫と愛し合っていたが、王国とミトラ姫を我が物にしようと企む軍司令官ラナデーヴの邪悪な陰謀により、非業の死を遂げる。400年後のハイデラバード、バイラヴァはバイクレーサーのハルシャという若者に生まれ変わっていた。ハルシャはある日、町で偶然にある女性の手に触れた途端、脳裏に前世の記憶が甦るが、その女性を見失ってしまう。やがてハルシャはミトラ姫の生まれ変わりインドゥと運命の再会を遂げるが、かつて二人の仲を裂いたラナデーヴも、インドゥの従兄弟ラグヴィールとして生まれ変わっており、再び悪逆非道な罠を仕掛けてくる…。
© GEETHA ARTS, ALL RIGHTS RESERVED.