“Mr.ビーン”ローワン・アトキンソン主演で、本国イギリスを始め世界中で大ヒットを記録した、様々な映画のパロディ満載で抱腹絶倒のスパイ・アクション・コメディ『ジョニー・イングリッシュ』シリーズ最新作『Johnny English Strikes Again(原題)』が、邦題『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』として、11月9日より公開されることが決定した。併せて、本作の特報映像とポスタービジュアルがお披露目となった。
ジェームズ・ボンドと同じく、イギリスのスパイなのにコードネーム(007)は特になし、イーサン・ハントと異なり、どんな作戦(ミッション)も全て不可能(インポッシブル)にしてしまう、恐れを知らない&危険を知らない&そして何にも分かっていない“天災的スパイ”が6年ぶりに帰ってきた。
主人公ジョニー・イングリッシュを演じるのは、“Mr.ビーン”として日本でも大ブレイクした、イギリスを代表するコメディアン、ローワン・アトキンソン。ひねりの効いたジョーク&体を張ったギャグなど、愛すべき“時代遅れ”の“変なおっさん”というキャラクターが生み出すベタな笑いは本作でも健在。また、謎の女オフィーリアに『007/慰めの報酬』のオルガ・キュリレンコ、イギリスの首相に『ハリー・ポッター』シリーズのエマ・トンプソンなど、無駄に豪華過ぎる女優陣が脇を固めている。
公開されたポスタービジュアルで一番目を引くのは“変なおっさんがスパイ?”&“時代遅れが世界を救う!”のコピー。日本では『ビーン』が大ヒットし、変なおっさん代表として知名度も高いローワン・アトキンソン。二丁拳銃を構え、ビシッと決めているはずなのに、銃口は明後日を向いている。緊張感はどこへやら、ゆるさが止まらないポーズとその表情に、思わずクスリとにやけずにはいられない。
併せて公開された特報も、冒頭から『007』シリーズ最新作を彷彿とさせる緊張感に思わず息を飲む。しかし、伝説のスパイとして満を持して登場するのは、ダニエル・クレイグ演じるジェームズ・ボンドではなく、ローワン・アトキンソン演じるジョニー・イングリッシュ。しかも、何故か学校の教室で、生徒達と共にグラスを傾けるイングリッシュは、「今夜の君は最高に綺麗だ」「かんぱ~い!」ととぼけた顔で言い放つ。さらに、VR(バーチャル・リアリティ)でミッションのデモンストレーションを始めるが、アナログ丸出しのイングリッシュは器具を装着したまま外へ飛び出してしまう。横断歩道では散歩する犬と同じく四つん這いで歩き、パン屋ではフランスパンで店員をボコボコにするなど、完全に大迷惑。本当に、この変なおっさんが世界を救うのか?
『ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:デヴィッド・カー
出演:ローワン・アトキンソン ベン・ミラー オルガ・キュリレンコ ジェイク・レイシー エマ・トンプソン
配給:東宝東和
【ストーリー】 サイバー攻撃によって、イギリスの諜報機関MI7の現役スパイ達の情報が漏洩してしまい、最後の頼みの綱として、隠居していたジョニー・イングリッシュが何故か呼び出される。早速、裏で操るハッカーを見つけるべく、任務を開始するが、限られたスキルしか持っていない彼にとって、最先端のテクノロジーの方が脅威だった…。果たして、彼は世界を救う事が出来るのか?今、ヨーロッパを股に掛けたアナログの逆襲が始まる!
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