テレビ東京にて「水曜ミステリー9」として4本、2017年10月にスペシャルドラマとして放送された人気シリーズの連続ドラマ化となる「駐在刑事」が、10月より放送が開始されることが決定した。
主演は、地上波連続ドラマ初主演となる寺島進。寺島演じる主人公、奥多摩・水根に駐在する警察官・江波敦史は、かつて警視庁捜査一課の刑事として活躍していたが、担当事件の取調べ中、重要参考人が服毒自殺したことで奥多摩の駐在所へ左遷され、今や地元では“駐在さん”と呼ばれ慕われている。
今回の連続ドラマでもシリーズの世界観を踏襲し、“駐在さんと奥多摩・水根の人々の人情味とユーモアあふれるエピソード”と“捜査一課が追うシリアスな殺人事件”、“奥多摩の大自然が持つ魅力的な美しいロケーションと大胆な殺人トリック”を組み合わせ、スリリングに物語が展開していく。
キャスト&スタッフ コメント
■寺島進(江波敦史役)
Q:「駐在刑事」がついに連続ドラマとなりますがいかがでしょうか?
「駐在刑事」をずっとやらせていただいて良かったです。継続は力なりだなと感じました。このドラマはミステリードラマではありますが、奥多摩の方々の人情味あふれるところも見どころの一つだと思います。そこも是非ご覧いただけると嬉しいですね。これまでのシリーズでたくさんの視聴者の方々に応援していただいたからこその連続ドラマ化だと思いますので、乞うご期待ください!
Q:連ドラ初主演となりますがお気持ちはいかがでしょうか?
本当に光栄でした!この「駐在刑事」は非常にチームワークが良い現場なんです。シリーズを通してたくさんのスタッフやキャストにサポートしていただいてきたことにも感謝しています。活気のある連続ドラマにしていきたいと思います!
Q:駐在刑事シリーズは寺島さんにとってどのような作品ですか?
これまでだいたい年に1本ペースでこの「駐在刑事」は撮影してきましたが、毎年暑い時期の撮影が多くて…よく熱中症で倒れなかったなと思いますね(笑)。本当にスタッフの皆さんがサポートしてくれるからこそ無事に撮影もできてきたと思います。今まで出演していただいた方にもこんなにチームワークの良い現場は初めてだと言っていただいたりして、ゲストの方にも気持ち良く現場に臨んでいただける自信はあります。僕の俳優の歴史の中の1ページでもある作品です。
Q:これから撮影スタートですが意気込みをお聞かせください。
奥多摩は本当に自然に囲まれていて、東京にもこんなにも美しいところがあるんだなと思いました。その素晴らしいロケーションで撮影をさせていただくので、奥多摩の自然の力を借りながら自然体で撮影に臨みたいなと思います!
■笹本稜平(原作者)
「山と人、人と人。」奥多摩はかつて足しげく通った山でした。四季折々の豊かな表情もさることながら、そこで感じたのは、里の人々の生活と山の自然が混然とした独特の雰囲気でした。「駐在刑事」は、そんな奥多摩を舞台に、人と自然、人と人の触れ合いを描いた作品です。寺島さん始め、キャストの皆さんの活躍で、そんな原作の狙いを存分に生かした魅力的な人間ドラマが誕生するものと、大いに期待しています。
■阿部真士(プロデューサー/テレビ東京制作局ドラマ制作部)
「駐在刑事」が念願の連続ドラマ化です!この作品の売りは、スタッフが徹底的にこだわった奥多摩の景色。そして、緑豊かな山、清らかな川を利用した大胆な殺人トリックを人情味あふれる駐在さんが暴くのが最大の見どころです。地上波連続ドラマ初主演の寺島進さんを盛り上げるべく、豪華な出演者の皆さまがオファーを快諾してくれました。ほろっと笑えてジーンと来るヒューマンドラマになっていますので、ご家族そろって見てください!
金曜8時のドラマ「駐在刑事」
10月よりテレビ東京にて放送スタート
毎週金曜8時放送
監督:皆元洋之助 小林義則 鈴木統
原作:笹本稜平「駐在刑事」(講談社文庫)、「駐在刑事 尾根を渡る風」(講談社文庫)
脚本:田子明弘 入江信吾
出演:寺島進